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数時間が経ったであろう頃
男達は再び現れた。
男「次はどの子にしようかなぁ」
そう言いながら私たちを見渡す
私が睨むと男達はそれに気づいた
男「おーおー、怖いそんな目で見るなよ〜
そんなに連れて行って欲しいのか?ならお望み通りに。」
そう言うと二人の男が私の腕を持ち立たせると私を引っ張り強引に歩かせた
怖かった。怖くて怖くて仕方なかった。
けど頭の中はいつも以上に冷静だった。
どこか逃げれる場所はないか
歩かされながら必死に探した
長細い廊下を通りドアを開けた
するとそこには、
貴「なによ、これ。」
さっきまでの私たちと同じ、鉄格子に閉じこめられた数人…いや、数十人の女性達がいた。
しかし私たちと違うところが1つ。
閉じこめられている女性達は皆アルビノではなかった。
男「いい眺めだろ?疑いもせずにノコノコ着いてきた結果がこれだ
無様だよなぁ(笑)」
貴「狂ってる…」
男「そんなことないさ、1種の遊びだよ。」
そう笑いかける男に恐怖を感じながらそいつについて行くしかなかった。
少し歩いてまたドアを開けた。
そこには何人かの違う男達がいた。
男「お、その子は大人しいんじゃない?
普通はキャーキャー泣き叫びながら入ってくるけど」
男「まぁ、俺が連れてきたっすから
いい子だもんなぁ?」
そう言って私の頭を撫でる
吐き気を覚えながらも必死に我慢して乗り越えた
貴「私をここへ連れてきてなにをするの。」
私はそう聞いた。気になっていたわけじゃない
ただの時間稼ぎだ
男「ここまで大人しかったから特別に教えてやろうかな。
俺らはなぁ、女どもを外国に売り飛ばして金を稼いでるんだよ。
お前も時期に楽になるさ。
麻酔でも打ってやるからちょっと待ってろ。」
やっぱり狂ってる。
一刻も早く逃げ出したい。けどもう少し我慢。
あいつらが油断するまでは。
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作者名:Bliss of time | 作者ホームページ:http://uranai time
作成日時:2018年10月3日 2時