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奨くんを呼んで俺の部屋で
急遽開かれた小会議のようなもの。
純喜の話を聞くと、
目を覚ました(人1)さんには
純喜の記憶だけがなかった。
目を覚ましただけでも
奇跡だから。
眠っていた2年間を
ゆっくりと取り戻していってほしい。
その思いから
｢もう会うのはやめる｣
そう伝えてきたと。
運命って
なんでこんなに残酷なのだろう。
この2年間の純喜を知ってるから
余計に心が痛くて。
そう思った時、
隣に座ってた奨くんが
いきなり立ち上がって
奨｢純喜、バカなの！？！？｣
純喜を怒鳴りつけた。
普段穏やかな奨くんが
こんなに怒ることなんて
多分デビューしてから初めてで。
俺はまだしも
怒られてる純喜まで
口を開けてあんぐりしていた。
奨｢デビューしたからって
夢が叶ったからって
彼女を手放すつもりはないって
俺たちに言ってたじゃん！
決意して告白したんだって
言ってたじゃん！！
純喜の気持ちはそんな簡単に
薄れてしまうものなの！？｣
多分奨くんは、
デビュー時の話をしている。
(人1)さんを純喜が事務所に
連れてきた時の話だろう。
蓮｢そうだよ、純喜。
2年間必死になって
頑張ってきたじゃん
それなのn…｣
純｢もう！！！！！！！｣
机をバンっと叩いて
立ち上がる純喜。
顔を上げて、
弱々しい声で俺たちに言った。
純｢もう…決めたんです…｣
涙を拭いながら
部屋を出ていく純喜の背中を
俺たちは静かに
見つめることしか出来なかった。
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しろごはん(プロフ) - miimiさん» 初めてお話を書いたので、そんなお言葉頂けて嬉しいです🩵ありがとうございます🥰 (5月16日 15時) (
レス) id: 2b3cdb359b (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - 感情移入するかってくらい切なくて泣きそうでした、素晴らしい作品です🥲💭🩵 (5月14日 21時) (レス) @page1 id: 80d331612c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろごはん | 作成日時：2023年5月11日 9時
