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(人1)の目が覚めた。
メンバーにも事務所にも
報告したら
皆が自分の事のように
飛び上がって喜んでくれた。
だけど、
俺はやることが終わったわけじゃない。
目を覚ました(人1)の
眠っている間に衰えてしまった
身体の機能を取り戻す
リハビリが始まった。
2年という月日は長い。
下半身は完全に麻痺し
手や腕も微々たる力しか
出すことが出来ない。
リハビリをしても
直ぐに戻るわけではないから
暫くは車椅子を
使うしかないらしい。
固まった筋肉を伸ばされて
痛そうな顔をする
(人1)を見るのは
なかなかに辛かった。
それでも(人1)は
諦めなかった。
先生に頑張りすぎよって言われても
｢やりたいです！｣って言って
歩行練習は何十往復もしてたし、
俺が買っててあげた
でかいスケッチブックいっぱいに
暇さえあれば
字を書く練習をしてた。
(人1)が目覚めたことで
俺のスケジュールも
事件の日以前に
戻りつつあったが、
皆の気遣いなのかなんなのか、
(人1)のリハビリスケジュールに合わせて
綺麗にその時間だけオフになっていた。
俺が歩行練習に付き添って
(人1)の母さんが
食事の補助や生活の世話をする。
そんなスタイルの生活を送って
気づけば
(人1)が目覚めて半年が経っていた。
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しろごはん(プロフ) - miimiさん» 初めてお話を書いたので、そんなお言葉頂けて嬉しいです🩵ありがとうございます🥰 (5月16日 15時) (
レス) id: 2b3cdb359b (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - 感情移入するかってくらい切なくて泣きそうでした、素晴らしい作品です🥲💭🩵 (5月14日 21時) (レス) @page1 id: 80d331612c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろごはん | 作成日時：2023年5月11日 9時
