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(人1)side
「人生何が起こるかなんて
誰にもわからない｣
そんな言葉
聞いたことはあるけれど
一体誰の言葉なんだろうか。
それは本当に突然だった。
純喜の誕生日。
デビューして間もない彼が
自分の誕生日だからといって
1日休みだなんてことはありえなくて。
何しようかなと考えてたら
昼夜問わず働く彼が珍しく
音楽番組の収録が夕方で
終わると言うから、
普段は行かないような
ちょっとお高いレストランを
予約してみた。
小学校教員というのは
予想の倍忙しいお仕事で。
仕事を終えて学校を出る頃には
日も暮れて夜になっている。
純喜の誕生日プレゼントを
買う時間など全くなかったから、
ちょっと早めに
待ち合わせ場所に行って
駅の広場を囲むように並んでいる
たくさんのお店を見て
プレゼントを買おうかと思っていた。
犯人「ああああああああ」
「ｷｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ!!!!!!!!」
ただならぬ叫び声と悲鳴に驚いて、
何事かと思って振り返れば
店の外、駅の広場あたりで
でっかい斧みたいなものを
振り回して暴れてる人がいた。
既に血を流して
倒れてる人が何人もいて。
駅の広場は
逃げようとする人で溢れて
パニック状態。
ゾクッと全身の毛が逆立つのを感じた。
やばい。逃げないと。
早くここから離れないと。
そう思っても
足が完全にすくんでしまって。
咄嗟に純喜にLINEをして、電話もかけた。
が、
やっぱり仕事中だったのだろう
どちらにもすぐに返事はなかった。
すくむ足を何とか奮い立たせて
店の外に出て遠くに逃げようとした。
※追加設定※
主人公は小学校の先生です！
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しろごはん(プロフ) - miimiさん» 初めてお話を書いたので、そんなお言葉頂けて嬉しいです🩵ありがとうございます🥰 (5月16日 15時) (
レス) id: 2b3cdb359b (このIDを非表示/違反報告)
miimi(プロフ) - 感情移入するかってくらい切なくて泣きそうでした、素晴らしい作品です🥲💭🩵 (5月14日 21時) (レス) @page1 id: 80d331612c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろごはん | 作成日時：2023年5月11日 9時
