３６話（（変更ありです、すみません‥）） ページ6
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保須市へと来たはいいが、どこに＿
漣「‥いや、彼奴は影を好むか＿」
そう決定ずけると自ずと答えは出てくる
＿路地裏、彼奴はきっとそこにいるのだろう
手当たり次第、探してみるか‥
＿どぉっん!!!
爆発音と共に聞こえた何か＿
瞬時、高く飛び上がり辺りを見渡した
漣「＿あそこか」
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ス「もう終わりかぁああ‥!!?」
緑谷「くっ‥」
ステインとの対戦は苦しいものだった
でも、それでもここで食いついていかないと
助けられる命が助けられなくなってしまう‥
そんなの、嫌だっ‥！
飯田くんも、動けないヒーローも、
僕がなんとかしないと‥！
でも、助かったことに送ったメールに気が付いてくれた
轟くんが応援に来てくれた
二人でこの場を退くことができれば‥!!!
漣「その足掻きは関心しない、
なぁ、緑谷、轟＿」
緑谷「‥っえ?!!」
轟「‥っ!!?」
驚いた顔と共に振り向いた二人と
その先にいる彼奴に思わず笑いが込み上げた
緑谷「ぇ、なんでここに＿
((ス「‥やはり来たか
聞いたときは驚いたな、まさか雄英にいるとは」
轟「((‥っ、こいつ先生を知っているのか？))」
漣「お前の仲間だと思われてとんだ災難だった」
ス「あぁ、そうだったな
俺があんたの名前を出せば自ずと俺の前に現れる
もう一人の英雄に会う為に＿」
漣「私はそんな大層な者ではない」
ス「謙遜はどうでもいい
俺がこの目で判断し、偽物と見なした奴らはこの俺が排除する‥！」
漣「言いたいことはそれだけか？
守る為には日々、成長する
その道を殺されてしまっては成長するものもしない
だから助けるんだ
ヒーローも、まだ卵の彼らも、お前も＿」
ス「俺を助けるだと？
あの時は見向きもしなかった”お前”が？」
隠れた怒りを感じ、
ふつふつと湧き上がる殺気はもはや隠しきれていない
‥ああ、変わっていない
漣「‥何処で道を違えた？
その力、その刀は悪に染まるために渡したものなどでは無い」
ス「＿この世界は腐ってる
そんな矜持はこの俺が正すと決めた」
漣「人を殺める貴様にそんな矜持、
持ったところで何も出来やしない」
ス「偽物は要らない‥！」
漣「偽物だから殺すのか？
違えた者は許さん、あの時も言っただろう？
＿お前が違えた道に進んだ時は迷わず斬ると」
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作者名：ティリー | 作成日時：2017年9月23日 14時
