３１話 ページ1
・
朝、教室で話す相澤の言葉は彼らにとって一生ものになる名前決めだった
・
相澤「‥と言う訳で、君らには名前を決めてもらう
俺には向いてないからこの人が判断する」
ミ「そう！ 私よ!!!」
勢いよく入ってきたヒーローこと、ミッドナイト＿
峰田「おぉっ！」
ミ「みんなが考えた名前を私が判断するわよ！
名前は一生ものッ！
さぁさっ、できた人から発表ね！」
生徒『((は、発表形式なんだ‥!!?))』
・
名前決めが始まる中、生徒達の笑い声が聞こえてくる
ここ最近、夢を見る
思い出されるのは里にいた子供の笑い声、その笑いに微笑む彼奴の横顔＿
‥幸せ”だった”
瞬間、何かが胸を詰まらせた
そんな思いを巡らせながらこの場にいる私の顔は今、
どんな風に見えているのだろうか＿
・
・
相澤と廊下を歩いていると、不意に問いかけられた
・
相澤「‥何かあったのか？」
漣「‥？」
相澤「いや、さっき‥
悲しい顔していたから何かあったのかと思って」
漣「そんな顔をしていたか？
‥覚えがないな」
相澤「‥じっ))」
漣「何だ」
相澤「‥やっぱまだ治ってねぇ」
漣「‥は？」
＿むにぃ
そう言われ、頬を抓られた
漣「‥」
相澤「何かあるなら話せ、スッキリするぞ」
漣「‥」
相澤「俺じゃ頼りないのか」
漣「‥」
相澤「おい、何か言えよ
恥ずかしいだろうが」
漣「‥その割に顔には出ていないが」
相澤「抑えてんだよ、少しは察しろ」
漣「何もない、平気だ」
＿と、頬から手を離しながら言った
まだ不服そうな相澤にもう一言付け足す
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティリー | 作成日時：2017年9月23日 14時
