女の子22人 ページ23
ミカと(?)フェリドの屋敷を探検してから1週間が経った
今日も首に針を刺され血を抜かれる
これは何度やられても慣れないものだ 元々慣れたくないが
そしていつも通り残飯のような不味いゼリーを渡され、部屋を出ていく
僕はミカの隣に座り、ちょっとずつそれを飲む
するとそこに優ちゃんが叫びながら来た
優「だああああ!」
ミカ「また飲まないの?」
「飲まないと優ちゃんの体がもたなくなるよ」
優「飲めるかよ こんな不味いの」
ミカ「はあ……優ちゃんはグルメだね」
「あと頑固」
優「お前らこそ言いなりになってんじゃねえ」
「んー……」
ミカ「……そんなに悪くないと思うけどね」
ミカは立ち上がりながら言った
「(……嘘つき)」
ミカはここから逃げる事を考えてるのに、ここが悪くないはずがない
それを考えれば、ミカは無理をしてることが分かった
優「まじかよ」
ミカ「ここじゃ殺されることもないし、何より家族で暮らせてる」
「僕はそれで充分だと思うけどなあ」
優「俺は家畜じゃない」
ミカ「もー
優ちゃん分かってるんでしょ 意地張ったってどうにもなんないって」
優ちゃんがゼリーが入ったものをミカに投げた
ミカはそれを簡単に避けた
避けたそれが落ちた先には、石の通路の地面に絵を描いている子供2人と
通路の真ん中を歩いて行く吸血鬼がいた
優「おい!」
子供「? ……わ!」
吸血鬼は子供の手を踏んで、知らん顔で歩いて行く
それを見た優ちゃんが吸血鬼に向かって走っていくが、僕が優ちゃんを押し退けて吸血鬼の前で立ち止まった
自分の分の残飯はそこらへんに投げ捨てた
優ちゃんは驚いたような顔をしていた気がする
ミカ「ユキ!?」
吸血鬼はこちらを少し見た
「……謝ってよ」
すると、吸血鬼は僕の服を掴んで持ち上げた
「っ……」
首が絞まって、息がしづらい
ミカ「あの、ごめんなさい 彼女、後先考えずに行動しちゃうので……
だからあの、許してやってください」
「ミカ!
……優ちゃんを見ててね
吸血鬼様、自分たちは家畜といえど、さすがに手を踏むのはどうかと――」
と、吸血鬼は頭に来たのか、僕を通路の外側に持ってきた
下は何もない いや、地面があるのだがそれは何メートルも下だ
優「ユキ!」
ミカ「優ちゃん!危ないよ!」
少し危機感を持ったとき、
?「こんにちは」
「!」
聞き覚えのある声が聞こえた
ラッキーキャラ
斉藤
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シラ(プロフ) - サイみーさん» そうなんですね! おめでとうございます! (2019年1月22日 18時) (
レス) id: c3d2b51e4d (このIDを非表示/違反報告)
サイみー - わぁい優君と誕生日一諸だぁ (2019年1月20日 16時) (レス) id: f6b90ec6a7 (このIDを非表示/違反報告)
シラ(プロフ) - 抹茶さん» 楽しんで頂きありがとうございます！ 私も今週テストです（笑） (2018年11月28日 0時) (レス) id: c3d2b51e4d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 読むのが楽しくなります！ それはそうと、期末テストがやばい…。 (2018年11月27日 18時) (レス) id: 41026da5dd (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - シラ@ｻﾌﾞさん» 判りました！楽しみにお待ちしてます (2018年11月17日 7時) (携帯から) (レス) id: 5b0fbd2365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白（あきら） | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homepagedayo/
作成日時：2018年8月9日 20時
