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白とピンクが混ざって舞う桜。
入学式が終わって3日が経つというのに、
窓の景色はまだ春の新鮮さを感じさせていた。
___高校1年生。
中高とエスカレーター式のこの学校に、友達は1人もいない。
私は高校から途中入学をした。
初めて教室に入ると、
最初から出来上がったグループを見て、
“友達を作る”なんて行動は絶望的だった。
人見知りという訳では無いけど、
中学3年間で培ってきた友情の中に入るのは
どうにも気が引けた。
どこかで、“華の高校生活”という言葉を
耳にしたことがある。
だけど、私はそんな羨ましい人生を送らずに、
ここを卒業していくんだろうなと哀れになった。
彼らと出会うまでは。
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うさぎ(プロフ) - 初めまして！小説の雰囲気が素敵です。久々に美少年の作品を探してたので良い作品に巡り逢えた気がします！これからも応援してます！自分も美少年の作品を書いてるので参考にさせていただきます。 (2022年11月3日 19時) (
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作者名：ホワイトチョコ | 作成日時：2022年10月17日 23時
