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金指side





疲れた体を引きづりながら家へと向かう。





その前に、いつも通り、Aの家に寄って弁当を返す。





でも、明日からはこの行為が無くなる。





今から弁当はもう要らないって伝えるから。





ボタンに指をかけインターホンを鳴らした。





玄関から出てきたのはお風呂上がりの薄手のA。





……恥ずかしくないのかな






『あ!お疲れ様!』


「ありがとう、はい、コレ」


『うん!食べてくれてありがとう』


「……あのさ」


『ん?』





いざ目の前にして
軽くなった弁当箱を嬉しそうに受け取る姿を見ると
言葉が詰まった。





『一世どうした?』


「……やめてほしい」


『え?』


「や、……お弁当はもう良いから」


『急にどうしたの……?』


「……」


『……一世?』


「そんなの自分が分かるだろ!!!!」





思わず出してしまった大きな声。





その声は団地中に低く広がった。





ハッと我に返ると
目の前のAは、心臓を止めたかのように驚いていた。





俺を見つめた視線は離さないまま。





「……ごめん、なさい」





そう言って、隣の自分の家に急ぐように戻った。





バタンと扉を閉めて





玄関で腰を下ろした。





「……なんなんだよ」





.

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しゅうか(プロフ) - 初めまして。読みながら号泣してしまいました。素敵なお話ありがとうございます! (6月28日 13時) (レス) @page37 id: 81d3bec9f9 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコ(プロフ) - ^_^さん» 大昇どこいった (6月20日 3時) (レス) id: 5af4654439 (このIDを非表示/違反報告)
^_^(プロフ) - サイコーっす那須最高っす (6月20日 2時) (レス) id: 3634040f38 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコ(プロフ) - ぎゃうさん» う、う、嬉しい……( ꒪⌓꒪) (6月16日 22時) (レス) id: 5af4654439 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゃう - 最初から最後まで改めて読んだけど、まじで好き〜あの下駄箱の飛貴の匂いめちゃくちゃ想像できる。美少年浮所飛貴の匂いじゃなくて一般人浮所の匂いがち好きすぎる。あといせちゃんが怒ってお弁当やめてとかハートに気づかない鈍感で恋愛ならしてない感じがいせちゃん (6月16日 16時) (レス) id: 38302e75f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトチョコ | 作成日時:2022年6月10日 0時

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