平 成 美 男 子

０２２．紅 白 ページ22

✲ 有岡大貴 ✲




裕翔「あれ、ばっしーまた買いに行くの？」



『え、うん。』




ばっしーがドアを開けようとするのと同時にドアが向こう側から開いたと思えば裕翔が戻ってきた。







裕翔「そんな本番前に飲むとお腹壊すよ？」



いかにも真剣そうに目を見て言う。

あぁ、それがガチレスってやつか？？





『んん、、そんなこと言われたら辞めるしかないじゃんかーー。』




言われた本人は、うわあああああ！なんて騒ぎながらソファーに戻ってきてパタッと顔を埋めている。









侑李「てかさー、」


そんなばっしーを見ていきなり立ち上がった知念。

ずんずんこっちに近づいてくる。









侑李「いつもは呑気でマイペースで自由奔放なくせにいきなりこんなに緊張してるばっしー見るとこっちが気が狂うんだけど。」



侑李「ばっしーはばっしーらしく、自分らしくいればいいの！！柄にもなく緊張してたらなんか僕達まで変に緊張しちゃうじゃんよ。」






『ほぇ、、』







はぁ、と言い切ったというような表情をしている知念。

そんな知念にばっしーは唖然としている。









『....なんかキュンとした！！！！』




侑李「やめて僕ばっしー興味無い」




『いや別に俺もないけどさ。』









“ まぁ、俺らしくいればいいんだよな。うん、そうだそうだ。 ”




そう言いながら立ち上がって知念に近づいていくばっしー。







『ありがとう。』



侑李「ん、別に。」






頭に手を置かれてお礼を言われた知念は少し照れていて。

知念も素直じゃないなーなんて思ったり。笑









あっ、本番中のばっしーはめっちゃいつも通りマイペースに司会の櫻井くんと楽しそうに笑って話してました笑




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