平 成 美 男 子

００１．紙 パ ッ ク ページ1

✲ 山田涼介 ✲




『ふーん、、』



興味無さそうに俺の話を聞いているのは



同じメンバーの雪橋A。

通称ばっしー。






涼介「ね、聞いてんの？」



『..ん？、え、、あぁ、ごめん。』






興味があるない以前にどうやらこいつは

俺の話を聞いていなかったらしい。







涼介「きいてなかったのかよ笑」



『このジュース美味しいよな』





俺の言葉を華麗にスルーして


カフェラテの入った紙パックをチューチュー吸う。




この無気力さというか、自由さというか。。

何にも動じない冷静な心はどこで手に入れたのだろうか。








『ん？なに、そんなに飲みたい？』



涼介「ごめん、俺はいちごミルク派。」






不思議なやつだよなと思い見つめていると



お前も飲む？なんて俺の考えてることを気にもしないで

口にくわえていた紙パックを前に差し出してくる。








スタッフ「山田さーん、雪橋さーん、次撮影お願いします。」








涼介「呼ばれたから行くぞ」



『んー、わかったわかったー』








..あ、 俺たちアイドルやってます。




✲✲

００２．ア イ ド ル→

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