【d!】記憶を失った精霊は魔界で愛される (ページ7)

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day5 ページ7

Aside

「げっオスマンやん。そいつ離して」
「え〜？落ちてたから拾っただけやもん。せやんなあ〜♡」

いとめのヒトはかおのまえでぷらぷらとわたしをゆらす

「落ちてないわ置いとったんや」
「でもこの子暇そうにコロコロしてたで？僕が遊んであげるわ〜！」

「ふふふ、どこからきたんかなー？」
「わ〜！俺のこと怖ないの？え〜！触ってくれるん？かっわえ〜！！」

ツンツンうりうりとゆびのおなかでほっぺやおでこをさわられたので
えんりょなくそのゆびにわたしもぺたぺたさわった

「ほらほら出来たでー」

きいろいヒトがコトンっとわたしサイズのプレートをもってきてくれた。

やきたてのぱんとめだまやき
あとなんだろうおにくかなあ
やさいたっぷりのスープもある

とにかくとにかくいいにおい！

「ありがとう！！」
「はーいどういたしまして」
「あれシャオロン俺のは？」
「大人は自分で作ってくださーい」
「え〜けち〜」

いとめのヒトはしぶしぶたちあがって
きいろいヒトがかわりにそのイスにすわった

おおきいプレートがカタンっとおかれて

「よし食おか〜！」

！！
ここにきてからはじめてのごはんだ！