【コロイカ】バイト少年、アルバ君！part2

95話 ページ50

キャンバス｢兄上、こっち、ゴーグル...｣







『...ボムでもいいか』








キャンバス｢楽、しよう、と、しないで、ください...｣








いやだってめんどいし幸運でいけるでしょ...








メガネ｢いよっ！！｣







キャンバスとわかれて前線を走り回っていると、インクに潜んでいたメガネが飛び出てくる。









『...そんなもの、効くとでも...』








そう言っていると、メガネはにっと笑った。








メガネ｢残念、おとりだ！！！｣








『！』








メガネにインクをかけた直後に、背後を見やる。








ゴーグル｢うぉーー！！｣








『遅い！！』









武器をもって迫ってくるゴーグルに攻撃を仕掛ける。








『！！』








しかし、そこにはもう、ゴーグルはいなかった。....というよりか、ゴーグルの本体がなかった。









もう一度後ろを見た。すると...









『全裸で飛ぶな！！』








ヘッドホン｢ちゃんと突っ込むんだ！！;｣








ゴーグルの全裸におもいっきり突っ込んでしまった。








そのせいで、動きが遅くなった。









...だめだ、体動けないし....ワンチャン飛ぶ？いや、これじゃあどっちみち....もう、駄目だ。









『...ﾁｯ。阿呆どもめ....いつか、やり返してやる』









・








スペシャルウェポン








スーパーチャクチ!!!









私はあと少しのところで、もろにスペシャルをくらってしまった。









・









・









【バトル終了!!!】








ブキチ｢今回のバトル...









0.1%の差で、ブルーチームの勝ちでし！！｣








その言葉を聞いたブルーチームたちは、すぐに顔を明るくさせた。








メガネ｢よっっっしゃーーー！！！｣









『黙れうるさい。







...ふん』









モカシン｢あ、兄上...！｣








すぐに何処かへ行こうとする私をモカシンは追いかけようとするも、キャンバスとスリッポンに手を掴まれて止められる。









モカシン｢キャンバス、スリッポン...｣








スリッポン｢...今は、ちょっと、そっとして、おこう....｣









キャンバス｢....色々、あった....








....兄上、変わった....少し、気持ち、整理、させよう....｣









モカシン｢....うん｣








三人は、私の背中をただ見ていただけだった。

この小説の続きへ→←94話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す