【コロイカ】バイト少年、アルバ君！part2

87話 ページ42

モカシン「負けないぞオっ！」







ゴーグル「俺も負けな...ってうおお！！」








ゴーグルがなにかを言おうとしたときに、モカシンは「ひえーい！」と若干の奇声をあげなからぽいっとボムを投げつける







ヘッドホン「わぁ！？」








ゴーグルの向こう側に立っていたヘッドホンに、ゴーグルが避けたボムが運悪く命中。







メガネ「ヘッドh、うわぁ！！？」








ヘッドホンの名前を呼ぼうとすると、スリッポンによる狙撃でスタート地点へ。








モカシン「そっちお願ーい！！」







スリッポン「...言われなくても」







スリッポンはモカシンから目をそらしながらそう言って、モカシンとは逆の方向を向きながらソイチューバーを構えた。








モカシン「よーし！ぃやっほーーーい！！！」







メガネ「ゴ、ゴーグル！後ろ！！」








モカシンによる変な動きを見たメガネは、次の攻撃を予測してゴーグルに叫ぶ








ゴーグル「え、なに？」







思わず振り返ってしまった。その拍子に...









モカシン「あいったぁ！！」









ゴーグルの頭につけているパイロットゴーグルがモカシンの顔面に直撃。物凄く痛そうな、ゴリ、という音が聞こえてきた。








モカシンは「いっ....たぁ....」









と涙目になりながら、ぶつけた部分を抑える。








モカシン「う、うぅ....もーっ！酷いよっ！兄上ー！！助けてくださぁあい！！」







涙目どころか号泣である。...仕方ないなぁ







『...ﾁｯ。








馬鹿な奴を仲間にすると、良いことはない....いや、今回は阿保な敵(変態)か』







盛大に舌打ちをかましたあと、インクを伝ってゴーグルの足下辺りまで近付き、出てくると同時にインクをぶっかける。









ゴーグル「うおおーっ！？！」








あぶね、ギリギリヒット...








モカシン「兄上ぇ...」








『...こんなことで怪我をするくらいなら....バイトで怪我をしろ。








怪我をするべきかせざるべきか、はっきりとしている』









モカシン「あ、兄上...言いす、」







『なんだ』







ただでさえ鋭い目付きをしているというのに、更に睨みを効かせた瞳の効果は絶大。








ギロ、と目線を向けられたモカシンは、小さく縮み上がることしか出来なかった。









...なんか、申し訳ない...;

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