72話 ページ27
私の帽子を外したエンペラーは、顎に指を当ててじっくりと私を見る。
『...気持ち悪い』
そう言ってもエンペラーは構わずに私を見続ける。
『やめろ馬鹿』
そう言ってエンペラーを少し押すと、「...フッ。似合っているぞ」と言い笑う。
やめろ笑うな！！！！！(鼻血)
『そうか。だからと言って見るな』
心のなかでは狂喜乱舞、しかし表面上は氷点下の如くといった対応をするという異様な状態の私。
...自分でもびっくりだわ...;
まぁ、仕方ないんだけどね
そう思い、小さなため息をついていると、プリンツが私を見ているのに気付く。
『なんだ』
プリンツ「へっ！？あ、えと、その...
に、似合ってるって、思っただけ...です....」
最後を言うときは最早蚊の鳴くような声となり、顔は終始赤いまま。
可愛いなぁ、この子は...いくら払えばいいんだい(財布取り出し)
プリンツ「そ、そういえば...兄さん。ア、アアルバさんは、何処で寝るの？」
私の名前を言うときにどもりつつも、私の寝場所を問う。
エンペラー「俺達の部屋だ」
『.......は？』
待って、エンペラー、とんでもない爆弾発言しませんでした？？
『何故俺がお前らと同じ部屋で寝なければならないのだ理解できん』
長文を一息で早口気味に述べる。
エンペラー「理由がいるか？」
『いるに決まっているだろうがこの馬鹿』
...ちょっと待ってまじで私死にますけど？？
さっきプリンツをベッドに運んでるの見てたから知ってるけど、大きめのベッド1つしか無かったよね？？
...床で寝ようそうしよう
エンペラー「床に寝るなよ」
ちくしょうもう逃げ場がない！！;
『.....はぁ........お前らと寝るのは癪に障るが....仕方ない』
そう言って、私はしぶしぶ2人と寝ることを了承した。
・
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...2人の部屋に入ったは良いものの
コロイカの2人と寝るとなるとですね、死にますね。うん
顔を動かさずに横を見てみると、プリンツが両手で顔を隠している。
隠されていないその耳は、赤く染め上げられている。
...恥ずかしいんだね...;
エンペラー「...寝るか」
『...はぁ』
床で寝たぁい...;
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ロア - 100にした達成感！！ (2022年9月9日 23時) (
レス) @page31 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、同士ですね★私はどうだったかなぁ...忘れましたすみません; (2021年10月5日 18時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
我、マルミサンなり - ナワバリで0.1%差になった事あるんですよ！まだその頃ランク10…wギリッギリでした…w (2021年10月5日 17時) (レス) @page50 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - スピカさん» 実は作者それ体験したことあるんですよwギリ勝ちしました。体験談入れたんですよねぇ。因みにスクショしました★(消してるかもしれない) (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、私もなんか覚えてます。後でちょっと確認してきます！あと、名前に関しては大丈夫ですよ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
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