49話 ページ3
裸足のまま走る。足が傷だらけになりながらも、足の感覚がなくなるほどに。
何日も俺は走っていた。食料もなく。野宿しながら。
そんな日々が続いたとき、ついに俺は力尽き、倒れた。
そこで...あいつらと出会ったんだ。
俺を【兄上】と呼ぶ、あいつらに。
...あとは...そうだな....(どうしようこの先考えてない...)
....バイトをして、家に住んで、1人静かに過ごしていた。
お前らが現れたことによって、一気に騒がしくなったがな。
・
・
『...以上だ』
お茶を飲み、『記憶がなくなっていたからか、性格クソ男になったが』と付け足す私。
グローブ「いや、アルバくんは性格が悪い訳じゃないと思うよ。
言動はちょっとアレだけど...なんだかんだで、部屋に入れてくれたり、子供の時の話もしてくれた。
俺はそんな君が好きだよ」
と言い、笑顔を浮かべるグローブ。
...君、今まぁまぁ恥ずかしいこと言ったの分かる?;
私がそう思っていると、グローブも自分が言ったことに気が付いたのか、顔を赤らめる
ブロウ「...顔凄い赤いけど大丈夫?」
心配されるほどに...;
『...ふん。お前がどう思っていようと俺は知らん。どうでもいいからな。
...そろそろ帰れ。どうせもうやることなど無いだろう。1人になりたい』
昨日ちょっと練習とかしてて寝不足だから寝たいんだよね
グローブ「ちょっと声が眠そうだったしね」
...何で気付いてんの...;
ブロウ「俺たちに構わず、寝てていいよ。別に変なこととかしないし」
『一度勝手にタンスの新聞を読んでいたヤツに言われたくはない』
と言うと、グローブが「まぁまぁ」と言いながら毛布を私にかけようとする
『おい...』
グローブ「ほらほら、寝なよ。
じゃあ、おやすみ」
『...はぁ』
私は仕方なく、机に突っ伏しながら瞼を閉じる。
するとすぐに睡魔が私を襲い、私の意識は消えた。
・
・
グローブ「...寝たかな?」
ブロウ「多分。
...帽子はずした方が良いよね」
と言い、私の帽子に触るブロウ
グローブ「え、あ、ちょっ!」
グローブの阻止する声もむなしく、ブロウは私の帽子をとる。
...そして、あの輝く顔面国宝が露になった。
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ロア - 100にした達成感!! (2022年9月9日 23時) (レス) @page31 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、同士ですね★私はどうだったかなぁ...忘れましたすみません; (2021年10月5日 18時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
我、マルミサンなり - ナワバリで0.1%差になった事あるんですよ!まだその頃ランク10…wギリッギリでした…w (2021年10月5日 17時) (レス) @page50 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - スピカさん» 実は作者それ体験したことあるんですよwギリ勝ちしました。体験談入れたんですよねぇ。因みにスクショしました★(消してるかもしれない) (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、私もなんか覚えてます。後でちょっと確認してきます!あと、名前に関しては大丈夫ですよ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
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