64話 ページ19
...お茶会か
うーん、なんか茶葉持ってこうかな...聞いとこ
そう思ってエンペーサーにメールを送ると、すぐに既読がついた。
返信では、「持ってきていい」というような内容が綴られている。
...じゃ、ダージリンでも持ってこ
日程は...明日。はやいな
さて、今度はプリンツ、私の顔は見れるのかな?
...取り敢えず寝るか
私はパジャマに着替え、布団に寝転び、毛布をかぶって瞼を閉じた。
・
・
・
うわぁ、凄い豪邸。引くわぁ←
私はエンペーサーが送った道を見ながら、エンペラーの自宅へとやってきた。
エンペーサー「来たか。早いな」
豪邸を囲む門の前で立っていたエンペーサーが言う。
『お前もな。
...あの色黒は来ていないようだが?』
私はすこし辺りを見回しながら言う
エンペーサー「アイツは早く来るわけではなく、時間ぴったりに現れるからな」
時計を見ると、そろそろ約束の時間が来る時間をさしている。
すると、遠くから手を振るエギングJrの姿が見えた。
じっと無言でその姿を見ていると、エギングJrはこちらに向かって焦ったように走り出す。
エンペーサー「...どうした。いつもならば歩いてくるだろう」
エンペーサーは自分達の近くへ物凄い勢いで走ってきたエギングJrを見ながら言う。
エギングJr「い、いや...
なんか急がないといけない気がした...;」
『何を言っているんだお前は』
なんか急がないといけないってなんや...;
エギングJr「わかんねぇ...;
...取り敢えず入るか?」
エンペーサー「嗚呼」
そう言うと、エンペーサーは門についているインターホンを押す。
ピンポーンという音がなり、【入っていいよ】というプリンツの声が聞こえてきた。
『...何故俺をかk((モガッ』
エギングJr「しー!」
何故インターホンに映らないように隠された私は理由を聞こうとすると、エギングJrに口を塞がれる
エギングJr「ちょっとしたサプライズってやつだよ」
唇に指をつけ、ウインクしながらエギングJrは言う。
プリンツ【...?今、誰かの声しなかった?】
エギングJr「んー?気のせいじゃね?」
エギングJrはそう言ってインターホンに映る。
プリンツ【...そうかな。
まぁ、取り敢えず入って!クッキー焼いたから】
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ロア - 100にした達成感!! (2022年9月9日 23時) (レス) @page31 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、同士ですね★私はどうだったかなぁ...忘れましたすみません; (2021年10月5日 18時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
我、マルミサンなり - ナワバリで0.1%差になった事あるんですよ!まだその頃ランク10…wギリッギリでした…w (2021年10月5日 17時) (レス) @page50 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - スピカさん» 実は作者それ体験したことあるんですよwギリ勝ちしました。体験談入れたんですよねぇ。因みにスクショしました★(消してるかもしれない) (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、私もなんか覚えてます。後でちょっと確認してきます!あと、名前に関しては大丈夫ですよ!! (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
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