47話 ページ1
私がグローブ達を部屋に入れると、ブロウはじっと部屋を見る。
ブロウ「...綺麗だね」
『これが普通だろう。ゴミが大量にある部屋は、もはやゴミ箱だ』
私はお菓子を出しながら、ブロウの方を見向きもせずに答える
...あれ、そういや茶葉何処にしまったっけな
私はそう思い、キッチンへと向かっていった。
...その後。
グローブ「...あれ、このタンスちょっと空いてる」
グローブは私があまりしなさそうなことをしていたことに驚きつつも、タンスを閉めにいく
ブロウもそれについていく。
タンスに手をかけたとき、中身にあるものに目が引き付けられた。
ブロウ「...新聞？」
グローブはその新聞を手に取り、「それも、結構前の新聞だ」と言う。
グローブ「えーっと...事故の新聞？俳優の人が男の子を車でひいたって...」
ブロウ「男の子についても書いてる。
...血の繋がらない弟がいたんだ...」
【少年、血の繋がらない1人の弟を置いてこの世を去るか】という文章を読んだブロウはそう呟く
グローブ「あれ、この弟の子の名前...
...【ヴィンテージ】...？」
明らかに聞いたことのある名前。
...2人は同じ人間を思い浮かべた
グローブ「...もしかして、ヴィンテージの言ってた兄って、この子...？」
ブロウ「え、知ってるの」
グローブ「うん。ヴィンテージはアルバくんを兄上って呼んでたんだよ。
...でも、もしアルバくんが兄なら、【この世を去るか】って文章を見ると...とても酷いけがのはずだ。
ヴィンテージは、ホタくんに見たことないって言われてたし...アルバくんにけがの跡もなかったと思うから、別人なんじゃないかな」
グローブがそう言うと、ブロウはあるものを見つける。
ブロウ「...これ、男の子の写真と名前？」
指をさしながらそう言うと、2人はその文を読み、唖然とする。
グローブ「...【少年アルバ、体も頭も強打し意識不明の重体】」
ブロウ「この男の子...アルバくん...？」
写真には、沢山の点滴がついた腕。大量の機械に埋め尽くされた病室。
...ミイラのように包帯でぐるぐる巻きにされた、死んでいるかのように眠っている幼いアルバがうつっていた。
衝撃的なその新聞を見て固まっていると、背後から物音がする。
『...何をしているんだ馬鹿。
...新聞を読んでいたのか？』
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ロア - 100にした達成感！！ (2022年9月9日 23時) (
レス) @page31 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、同士ですね★私はどうだったかなぁ...忘れましたすみません; (2021年10月5日 18時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
我、マルミサンなり - ナワバリで0.1%差になった事あるんですよ！まだその頃ランク10…wギリッギリでした…w (2021年10月5日 17時) (レス) @page50 id: 13d10a3301 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - スピカさん» 実は作者それ体験したことあるんですよwギリ勝ちしました。体験談入れたんですよねぇ。因みにスクショしました★(消してるかもしれない) (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 我、マルミサンなりさん» あ、私もなんか覚えてます。後でちょっと確認してきます！あと、名前に関しては大丈夫ですよ！！ (2021年10月4日 17時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
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