【twst】壮絶な過去なんて無いんだが。

寮の種類。 ページ23

「肩が凝りそうな寮なんだゾ〜！」







「どれくらい厳しく伝統を守るかは寮長の気分次第で、前の寮長はかなりゆるゆるだったんだけどね〜」








「リドル寮長は歴代寮長の中でも飛び抜けて真面目でね。だから最大限その伝統を守ろうとしてるというわけだ」









アジサイ副寮長のその言葉に「めんどくさ....」と呟くワルナスビ。まあ、諦めろ。









「なあなあ、他の寮はどんな寮なんだ？」









「そうだな....コレット、説明頼めるか？お前の記憶力テストってことで」









『ん？...あー、うん。別に良いよ』








一応覚えてるし








『....流石にこの学園に、グレート・セブンに倣った寮が7つあることを知ってる前提で話すよ。







まずは、俺たちが所属するハートの女王の厳格な精神に基づく【ハーツラビュル】寮。...あと、






百獣の王の不屈の精神に基づく【サバナクロー】寮




海の魔女の慈悲の精神に基づく【オクタヴィネル】寮




砂漠の大賢者の熟慮の精神に基づく【スカラビア】寮




美しき女王の奮励(ふんれい)の精神に基づく【ポムフィオーレ】寮




死者の国の王の勤勉な精神に基づく【イグニハイド】寮




...で、茨の魔女の高尚な精神に基づく【ディアソムニア】寮。







寮はこのくらい。』








「よし、良くできました」








アジサイ副寮長はまた俺の頭を撫でる。







『....俺ガキじゃないんだけど』








「おお、すまんな。下の弟たちに似ててつい」








まあ、なんとなくアジサイ副寮長がオカン属性なのは分かってたからいいんだけど。







....お父さんにはしてやらない。俺のお父さんはマリットお父さんだけだ。







「つかみんな名前がなげぇ！そんな一気に覚えられねぇんだゾ〜！」








「あはは！ざっくりでおけおけ！そのうち嫌でも覚えるし」







そんな軽くていいのか、ラークスパー。








「どの寮に入るかは、入学式のときに魂の資質で闇の鏡が決めるとされてるけど...




なんとなく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな。」






『...あー.....』







「それはあるねー、めっちゃわかる」









「キャラ...ですか？」







まあそうだね。....何人か知り合いいるから分かるけど、結構寮によって固まってる感じはする。








「例えば....ホラ、あいつ。」






　

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