10話 ページ11
と、取り敢えず、鬼太郎さんが!
目玉おやじ「しっかりせい鬼太郎!」
鬼太郎「っ、は、はい」
『大丈夫ですか?』
まな「ちょっと大丈夫?」
僕達は鬼太郎に近付く
鬼太郎「っ...放っていて...くれ」
...それは、無理ですよ。鬼太郎さん
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住宅街を通り、まなの家へと向かう
勿論、僕は鬼太郎さんを支えて。
まなは心配そうに鬼太郎を見つめている
そして、まなの家に着き、敷地内へと入ると鬼太郎さんはその場に倒れる
『鬼太郎さん!』
まな「ちょっと!しっかりして!」
僕達が鬼太郎さんを支えようとするとメキメキという、人間ならばするはずのない音が鬼太郎さんの足元から聞こえる
足元を見てみると、鬼太郎さんの足はもう既に木へと変貌していた
そして、叫び声をあげ、まなの家の庭に根をはる。
目玉おやじ「鬼太郎!!」
そして、鬼太郎は完全に吸血木へと変貌してしまった
目玉おやじは鬼太郎さんの名前をよび、泣いてしまう
目玉おやじ「鬼太郎ぉ...こんな姿になってしまいおって...うぅっ...」
僕も悲しくなる。が、吸血木を見ると、とあるものを見つける
『いえ、あれを見てください!』
そう言いながら指をさす。その先には、鬼太郎さんの吸血木から一輪の花が。
目玉おやじ「生きとる...鬼太郎は生きとるぞ!」
と、目玉おやじさんは言う。
...良かった
でも、きっとイクツは舌打ちをするのでしょうね
いつものことなので、もう気にしていませんが
まな「...ねぇ、鬼太郎は私の身代わりになってくれたんだよね」
目玉おやじ「そうじゃ」
まな「私にはなにも見えなかったけど...あそこにはいたんだ、のびあがりが」
それをきくと、目玉おやじさんはまなに言う。
目玉おやじ「いいかね?まなちゃん。
人間は自分達の世界が全てだって思っておる...じゃが、見えてるものだけが全てじゃない。見えんけどおるんじゃ。
その中には悪いものも紛れている...それは人間の心の闇に惹かれるんじゃ。分かるかね?」
その話を聞き、まなは首を横にふる
しかし、まなはバッと上を向く。
その目には、強い意志が感じられた。
『...ふふ』
彼女が妖怪を見えるようになるのは、時間の問題でしょうね。
僕はそう思いながら、まなを見つめた。
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 18時) (レス) @page18 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 星猫さん» 知っているアニメですか?妖怪学園Yや憂国のモリアーティ、鬼灯の冷徹、怪物事変...とかですかね?他にもありますが。あと、高評価ありがとうございます! (2021年4月13日 16時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?後、凄く良いし高評価しました。 (2021年4月12日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - はい!更新頑張ります!! (2021年4月8日 8時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 新しい作品作ったんですね!無理をせず、更新頑張ってください! (2021年4月7日 21時) (レス) id: cec677724d (このIDを非表示/違反報告)
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