検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:6,777 hit

10話 ページ11

と、取り敢えず、鬼太郎さんが!


目玉おやじ「しっかりせい鬼太郎!」

鬼太郎「っ、は、はい」


『大丈夫ですか?』



まな「ちょっと大丈夫?」

僕達は鬼太郎に近付く


鬼太郎「っ...放っていて...くれ」



...それは、無理ですよ。鬼太郎さん

















































住宅街を通り、まなの家へと向かう

勿論、僕は鬼太郎さんを支えて。


まなは心配そうに鬼太郎を見つめている




そして、まなの家に着き、敷地内へと入ると鬼太郎さんはその場に倒れる



『鬼太郎さん!』


まな「ちょっと!しっかりして!」



僕達が鬼太郎さんを支えようとするとメキメキという、人間ならばするはずのない音が鬼太郎さんの足元から聞こえる


足元を見てみると、鬼太郎さんの足はもう既に木へと変貌していた


そして、叫び声をあげ、まなの家の庭に根をはる。



目玉おやじ「鬼太郎!!」


そして、鬼太郎は完全に吸血木へと変貌してしまった



目玉おやじは鬼太郎さんの名前をよび、泣いてしまう




目玉おやじ「鬼太郎ぉ...こんな姿になってしまいおって...うぅっ...」



僕も悲しくなる。が、吸血木を見ると、とあるものを見つける



『いえ、あれを見てください!』


そう言いながら指をさす。その先には、鬼太郎さんの吸血木から一輪の花が。



目玉おやじ「生きとる...鬼太郎は生きとるぞ!」




と、目玉おやじさんは言う。



...良かった




でも、きっとイクツは舌打ちをするのでしょうね



いつものことなので、もう気にしていませんが




まな「...ねぇ、鬼太郎は私の身代わりになってくれたんだよね」



目玉おやじ「そうじゃ」




まな「私にはなにも見えなかったけど...あそこにはいたんだ、のびあがりが」



それをきくと、目玉おやじさんはまなに言う。




目玉おやじ「いいかね?まなちゃん。


人間は自分達の世界が全てだって思っておる...じゃが、見えてるものだけが全てじゃない。見えんけどおるんじゃ。



その中には悪いものも紛れている...それは人間の心の闇に惹かれるんじゃ。分かるかね?」





その話を聞き、まなは首を横にふる



しかし、まなはバッと上を向く。




その目には、強い意志が感じられた。



『...ふふ』




彼女が妖怪を見えるようになるのは、時間の問題でしょうね。



僕はそう思いながら、まなを見つめた。

11話→←9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2022年11月16日 18時) (レス) @page18 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 星猫さん» 知っているアニメですか?妖怪学園Yや憂国のモリアーティ、鬼灯の冷徹、怪物事変...とかですかね?他にもありますが。あと、高評価ありがとうございます! (2021年4月13日 16時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?後、凄く良いし高評価しました。 (2021年4月12日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい!更新頑張ります!! (2021年4月8日 8時) (レス) id: 12b41fccb0 (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 新しい作品作ったんですね!無理をせず、更新頑張ってください! (2021年4月7日 21時) (レス) id: cec677724d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:無いです  
作成日時:2021年4月7日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。