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NOside
アパートの階段を上る一人の青年
｢よう｣
その青年に声をかける男
純一｢何固まってんの｣
動かない青年
純一｢へぇ〜｡こんな制服なんだな｡…女子のはどんな｣
明智｢何しに来たの｣
青年は、男の言葉を遮り力無く言葉を発した
純一｢話があるんだよ｡学校終わるのず〜っと待ってたんだぜ｡何時に終わるのか電話しても教えてくれないし、お前も返信ないし｡Aなんて｣
明智｢俺話すことないけど｣
さらに強く遮る
しかし､男は未だに笑みを浮かべている
純一｢俺はあるんだよ｡入れろよ。 何､俺を入れたくないの?ねぇ、じゃあここで話そうか?うん?｣
青年はゆっくりと歩き､部屋のドアを開ける
男は、青年より前に入室する
部屋を見回す男
そして､机の上に置いてあるプリントに目を付ける
明智｢で何?｣
純一｢そういえばさ､俺が出所してから初めてしゃべるよな｡｣
明智｢何の話か聞いてんだけど｡｣
純一｢父親に久しぶりにあってそれ?さっきから冷たくないか｣
そう言って笑う男
明智｢何笑ってんの?何か面白いもんでも見た?｣
純一｢いや別に｡ お前さ､母親からもらった金幾ら残ってんの?｣
明智｢あるわけねえじゃん。てか用ってそれ?終わったなら出てってほしいんだけど｡｣
純一｢口の利き方気をつけろよお前｡なあ?｣
明智｢…｣
純一｢お前さ…｣
夕日は虚しくも､二人をオレンジ色に染め上げた
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Aside
今日は…授業参観
学校はサボりたいけど…
出席日数がやばい
ゆっくりと歩いていると､見覚えのある姿を見つけた
A｢里見…先生?｣
里見先生は公園のベンチに座り､缶をごみ箱に投げ入れた
と思ったら外れて､地面に落ちる缶
ちょうどいいと思い､カフェオレのペットボトルをごみ箱に投げ入れる
里見｢…A?｣
A｢あ、どーも｡｣
里見｢学校は？｣
A｢先生こそ｣
里見｢私は…サボり｣
A｢自分もです｣
里見｢……今から話すこと誰にも言わないって約束できる?｣
A｢え？あ､はい。｣
里見｢私､結婚するんだ｣
A｢え!?おめでとうございます!｣
ついに里見先生も結婚…!
でも本人はあまり嬉しそうではない
里見｢それで…私､学校辞めるの｣
A｢え…｣
そーゆーことか…
A｢私は、先生が幸せなら応援しますよ｡｣
里見｢幸せ､か。｣
A｢…結婚って､怖いですもんね｣
先生と別れて学校に向かった
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ゆいまる(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2021年1月25日 2時) (
レス) id: a0d73dbad3 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - とても面白いです！更新待ってます！ (2020年3月15日 23時) (レス) id: fccc3ae46c (このIDを非表示/違反報告)
玲雄(プロフ) - 投稿待ってます！頑張ってください (2020年1月30日 1時) (レス) id: a228463ceb (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - 楽しく読ませていただいています。忙しくて大変だと思いますが、更新頑張ってください。楽しみにしてます。 (2020年1月4日 12時) (レス) id: 8902b35e38 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - 涼宮美桜さん» ありがとうございます(*^-^*)とても長く待たせてしまったのに…本当に申し訳ありません（泣）更新頑張りますっっ！ (2019年8月17日 22時) (レス) id: f8ab5edb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高木 | 作成日時：2019年8月16日 17時
