＊あなたは十九こ、決意を抱いた。 ページ24
「ほんと、三途川さんはたまーにどっか飛ぶよねっ！」
「真山くんごめんて…そんな怒らんでや…」
ずっと考えごとしてたら真山くんのこと忘れて一人で教室に帰ってめっちゃ怒られた。Aです。
真山くんの怒り方めっちゃ可愛いけど言ったら殺される、確実に。
「てかなに考えてたの？置いてくとか相当だよね」
「いやほんと申し訳ない…
昨日ハリボテエレジーが曲がったからその事でいっぱいいっぱいで…」
「僕ってハリボテエレジー以下…いや、曲がったのは確かにすごいわ。」←
ハリボテエレジーが曲がるという快挙について話す中学生はなかなかシュールなものですな。
まぁ実際はイレイザーヘッドとスパイダーマッとゲロインが頭の大半を占めていたけど、ハリボテエレジーが曲がったことをどうしても伝えたかったのでな←
「そういえば真山くん」
「？なんだい三途川さん」
「私らいつまでこの呼び方なわけ？」
ナチュラルに会話してるけど小学校から数えて…いち、にぃ、さん、3年の付き合いなのになんで苗字にさんづけなんだろう、めっちゃ疑問。
「いやぁぶっちゃけると今更変えるのもめんどくさいなーっておもってただけ」
「思ったより簡単だね真山くん、君って面倒くさがり屋だったっけ？」
真山くん、君もうちょっと真面目なキャラじゃ無かったっけ？
てかあなた生粋の突っ込みBoyじゃなかった？
「えー、せめてさんぐらい外してよ」
三途川さんって言うの面倒じゃないの？面倒のポイントがわからん
「え、じゃあ途川？」
「いや苗字のなかのさんは取らなくていいかな」
ニヤニヤしながら首を傾げあれぇ？、と言う真山くん、確信犯だこいつ…！！
しかし、顔立ちがいいからそんなことをしても可愛いだけであることを真山くんはしらない。
「もう、そういうのは私の専売特許だよ！効果音まで出るんだから！」
「ごめんごめん。じゃあ三途川、でいいのかな？」
「あれ、怒る所ズレてる、とか言わないんだね、珍しい。まぁそれで許したげる」
「どこ目線だよ、てか元々の話は三途川さ…三途川が僕を置いてったからでしょ？！」
お、いつもの真山くんに戻った、と私が口を抑えてケラケラと笑うと、真山くんはいつもの怒り顔で頬をはち切れんばかりに膨らませた。
うん、可愛い。
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ミナミ - www.google .co (2022年12月1日 19時) (
レス) @page3 id: b8d484fa0a (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - めちゃくちゃいい (2022年12月1日 19時) (レス) id: b8d484fa0a (このIDを非表示/違反報告)
たーきく - 完全に私の性癖ドストライクですありがとうございます (2019年12月22日 21時) (レス) id: 3ff10156e2 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - アンテとヒロアカのコラボは初めてです!面白い! (2019年8月8日 11時) (レス) id: a8f6475c1b (このIDを非表示/違反報告)
しのめ - まさかウラツクでアンテの文字を見ることになるとは....是非とも作者様と語り合いたい、耐えきれずに続編を読む前にコメントを出してしまいました。すこ。まじで好きです！！頑張ってください！！！ (2019年8月7日 16時) (レス) id: 8447326019 (このIDを非表示/違反報告)
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