21【念仏講】 ページ21
車に乗せられ、咄嗟にスマホをポケットに隠した。
私を逃がさないようにか、2人の男性の間に座らされた。
手の震えが止まらない。
5分程して、車は止まった。
｢よ、2日ぶり｣
俯く私に掛けられた声は、聞いたことがあった。
｢え、あ、祐君…？｣
｢どこ泊まってたん？｣
｢……っ｣
｢…ま、別に知っとるしええわ。あの男、誰？｣
｢……｣
｢はぁ…めんどくさ…｣
そう言って祐君が顔を顰める。
すると、私から見て右の男が身を乗り出した。
｢ねー祐さん、もういいっすか？｣
｢あーもうええわ！後から吐かせる｣
イラついた声に肩が揺れる。
｢っしゃあ！じゃあ楽しませてもらいますわ〜！｣
ガッツポーズをして、男はこちらに向くと、私の手を掴んだ。
｢やっ、何…っ！？離して！！｣
｢おー！べっぴんさんやな〜！｣
｢ひｯ！いやっいやっ！！んんｯｯ｣
目の前の男に口を塞がれる。
知らない男性に。
気持ち悪い。
｢ひゃぁｯｯ！！｣
胸に圧迫感を感じた。
私の左にいた男が後ろから胸を触った。
｢やっ!!いや―ｯ！｣
｢大人しくせえって！！乱暴すっぞ！！｣
｢もうしとるやろ｣
｢ギャハハハハｯｯ!!｣
いつの間にか上の服は脱がされ、私の足の間に足をねじ込んでくる。
｢やﾞっやだ…！ひっ…ぃ…！｣
漏れ出る声に恥ずかしくなって、電話を切ろうとしたが、腕を掴まれていて出来ない。
｢おいお前！足抑えろ！スカート以外脱がせ！｣
｢おう…！｣
｢たす、けてぇ…！｣
｢……っ｣
脱がせと命じられた他の男より若い青年の動きが止まった。
この人なら、助けてくれるかもしれない。
｢お願い…！やめて…！｣
｢……ぅ｣
｢なぁお前さ。まさかビビっとんの？｣
｢い、いや……｣
｢ここにいる時点で同罪なんやけど｣
｢……わかり、ました｣
｢ひゃ！いやｯ！脱がさないでｯｯ！やめて！やめてやめて！｣
助けて。
私、めちゃくちゃにされちゃう。
｢かわ、にしさ……助けて……ぇ｣
｢誰やそれ｣
｢あれやない？匿ってた男｣
｢うわ〜！まじ？このアクメ姿写メって見せてやりたいわぁ〜！｣
｢ひひっ！鬼畜すぎやろ！｣
｢そろそろ指入れるで〜｣
｢やああぁぁぁｯｯ!!｣
｢どっちが先にイかせられるか勝負しよや｣
｢おっ、ええなぁ〜｣
｢いっ、いだい〜ｯ！いたいよっ！やめて！｣
誰か、誰か。
助けて。
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ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - ルーラ＠レアチーズさん» 返信ありがとうございます。無駄に戦闘機とか漫画とか詳しいもんで、すぐそっちに思考が行ってしまいました笑 (2020年3月4日 18時) (
レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーラ＠レアチーズ(プロフ) - ナイト(´-ω- ` )))さん» え、凄い、気づいてもらえたのですね！ちょっとした隠しネタに気づいてもらえるのは凄く嬉しいです。ありがとうございます。 (2020年3月4日 18時) (レス) id: eb42ac0a19 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - 読んだ時、これは涼風20型か漫画のどっちかか?と思いましたが、案の定そうでした。あっててよかった笑 (2020年3月4日 17時) (レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
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