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生理的に出る咳を腕で受け止めて、その場を凌ぐ。
彼女はもうここにいる意味が無いんじゃないか。
そう思ってしまった。
今の時間帯なら女の友達とかに電話して泊めてもらうことも出来てしまう…
俺が交通費を渡せば良いだけのこと。
何故か目前を赤黒く染める焦りに戸惑う。
｢川西さん…着替え済みました…！｣
戸の隙間から顔を覗かせる栗栖と目を合わせられなくなった。
「お友達さん、こんな可愛い服着ていたんですね…！私が着ちゃっていいんでしょうか…」
すこしなびく短めのスカートに目を奪われる。
栗栖が恥ずかしそうに笑ったのに気がついて、目をそらす。
「まあ使う人もおらんから捨てる予定やったし。どうせなら持っていって」
「いいんですか…？結構高そうなやつですけど…」
「ええよ。逆に貰ってくれるんならありがたいわ」
「それじゃあお言葉に甘えて」
あいつが置いてったのは殆ど俺が買ったやつ。
無慈悲にも「もういらない」といって置いていった。
正直言って、あいつよりも、栗栖のほうが似合っている気がする。
…いや、ただ正当化したいから、そう見えているだけなのかもしれない。
でも、栗栖に似合っているのは確か。
とてつもなく、可愛い。
「じゃあ俺、脱衣所で着替えてくるわ」
「は、はい！出る準備してますね」
クローゼットから気持ち気合の入った服を手にとって脱衣所へ向かった。
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ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - ルーラ＠レアチーズさん» 返信ありがとうございます。無駄に戦闘機とか漫画とか詳しいもんで、すぐそっちに思考が行ってしまいました笑 (2020年3月4日 18時) (
レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーラ＠レアチーズ(プロフ) - ナイト(´-ω- ` )))さん» え、凄い、気づいてもらえたのですね！ちょっとした隠しネタに気づいてもらえるのは凄く嬉しいです。ありがとうございます。 (2020年3月4日 18時) (レス) id: eb42ac0a19 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - 読んだ時、これは涼風20型か漫画のどっちかか?と思いましたが、案の定そうでした。あっててよかった笑 (2020年3月4日 17時) (レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
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