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食事を終わらせて、食器の片付けも済ませて、一息つけるかと思えばそうではなかった。
彼女の一言で頭を抱える事になったから。
｢着替え、どうしましょう…｣
｢あー……｣
申し訳なさそうに眉を下げる栗栖。
あまり気を使わせたくは無かったが、こればかりは俺もどう返事して良いか即断は出来なかった。
｢あっ！｣
栗栖の瞳が揺れた。
｢わっ、！ど、どうしました？｣
｢他人の服とか着れる…？｣
｢全然、大丈夫ですけど……｣
｢いや、前にえっと、女友達が置いてった服が何着かあるんやけど…｣
女友達…ではなく元カノなのだが、今言うのはいくらなんでも無配慮。
最初は腑に落ちない様子だったが、諦めたのか、察したのか、目を逸らした。
｢こっち来て｣
クローゼットの扉を開けてその中にある引き出しに触れた。
｢こん中に幾つかあるんやけど…あー、俺、外行って煙草吸ってるから好きなのあったら勝手に着替えて呼んで｣
チラッと栗栖を見れば、少し顔を赤くさせている。
気まずさが起こるのを恐れてそのまま外へ出た。
戸を開ければ異常に冷たい風が通り抜けた。
見上げれば晴天の空。
やっぱり、と勝手に納得して咥えた煙草に火をつけた。
これからどうしていこうか。
まずは生活用品を揃えて、服はあれだけじゃ足りないだろうから少し買って…
え、
いや、
なんで？
吐くのを忘れて、吸い込んだものが滞留した。
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ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - ルーラ＠レアチーズさん» 返信ありがとうございます。無駄に戦闘機とか漫画とか詳しいもんで、すぐそっちに思考が行ってしまいました笑 (2020年3月4日 18時) (
レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーラ＠レアチーズ(プロフ) - ナイト(´-ω- ` )))さん» え、凄い、気づいてもらえたのですね！ちょっとした隠しネタに気づいてもらえるのは凄く嬉しいです。ありがとうございます。 (2020年3月4日 18時) (レス) id: eb42ac0a19 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(´-ω- ` )))(プロフ) - 読んだ時、これは涼風20型か漫画のどっちかか?と思いましたが、案の定そうでした。あっててよかった笑 (2020年3月4日 17時) (レス) id: 6718dc95d6 (このIDを非表示/違反報告)
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