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閻魔「!……ここは」
瞬きをしたつもりだったが、いつの間にか知らない場所に1人立っていた閻魔
周りを見渡すと、明らかに伏見稲荷では無い場所。
しかも、真っ暗である
そして白く光る2つの人型の影が閻魔の前に現れた
顔は見えなかったものの、閻魔には分かった
閻魔「覚超様…?お父様…?」
覚超とは、昔の主の名前
そして、父とはかの有名な三条宗近のことである
2人は閻魔に近づき、頭を撫でて消えてしまう
閻魔「お待ちください…っ!覚超様!!お父様!!私もっ、私も連れて行ってください!!」
だが、沼地のようにドロドロとした地面が現れ、閻魔の足は動けなくなる
前に進まず、飲み込まれていき、手を必死に伸ばす
とぷん……
呑み込まれた先には、閻魔の兄たちが居た。
閻魔「兄様っ、!」
三日月「閻魔よ。後は頼んだぞ」
閻魔「ごめんなさいっ!!
兄様方っ!私っ、ずっと…っ!!
ごめんなさいっ!!」
涙ながらに訴える。いつの間にか周りの泥は消えており、三日月たちの元へ走り出してそのまま抱きついた
閻魔「兄様っ、兄様っ!私を1人にしないでくださいっ
兄様っ、行かないで...っ」
三日月「閻魔。。淋しい思いをまたさせてしまうなぁ。
馬鹿な兄たちのせいで、、すまなんだ」
岩融「我らはな閻魔よ。罪を償わなくてはならぬ」
小狐丸「さみしい思いをさせてしまうことを許しておくれ」
石切丸「しばしの別れだよ。可愛い閻魔
あぁ、ほら、こんなに泣いて。。。」
今剣「閻魔。。かわいい われらの いもうとよ
おまえは、こんなに大きくなっていたのですね」
三条の兄たちはいつものように優しく微笑んで閻魔の頭を撫でたり抱きしめたりして立ち去っていく
「閻魔。あいしているよ」
光とともに彼らは消えて言ってしまった
そして同時に真っ暗だった景色は青空のように明るく開けていく
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茶々丸*(プロフ) - 弥生さん» 今剣が全敗という質問については、すみませんが質問の意味が理解できません。すみません。ですが、この作品をそこまでじっくりと読んでくださってありがとうございます (2018年8月28日 10時) (レス) id: 6a9e004900 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸*(プロフ) - 弥生さん» この作品では時代どうこうというわけではなく、三日月のラスボス感を引き出すために長男ということになっています。今剣が無惨に殺されるということは、私の中では幼い子供が殺されるようなものですので、息のねを止めるのは避けました (2018年8月28日 10時) (レス) id: 6a9e004900 (このIDを非表示/違反報告)
弥生 - 三日月が長男ではなく今剣が長男ですが今剣が全敗しているということでしょうか? (2018年8月28日 2時) (レス) id: 43a50fad58 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - るふとさん» バトルシーンは出来るだけ分かりやすく、かつカッコ良く書いているつもりなので、伝わって嬉しく思います (2018年6月13日 19時) (レス) id: 8a27a3c471 (このIDを非表示/違反報告)
るふと - くっ、バトルシーンかっこよすぎか…>ж< (2018年6月13日 19時) (レス) id: 2fc2649a52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸* | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時:2017年11月28日 23時