[刀剣乱舞] 愛した家族の証は…

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閻魔「あ"…あぁ………っ、兄………さ、まっ」


一ノ峰では、小狐丸と三日月が閻魔を洗脳していたのだった。首を締め上げ、何かを唱えている


三日月「閻魔……可愛い可愛い妹よ」

閻魔「三日月…、にいさま……、」

月のように怪しく光る三日月の眼。
閻魔は、それと同じく瞳が光だした
＿＿＿＿


たったったったったっ



山姥切、鶴丸、大倶利伽羅、燭台切は今現在千本鳥居の中を走っていた
その時だった

ちりん




ちりん




あちこちから鈴の音が聞こえる

それは次第に一点から聞こえてきた。



鳥居の影から出てきた男は、にこにこと微笑んでいる


鶴丸「石切丸…っ、」

石切丸「やぁ、鶴丸さん。
何しに来たのかな？」

鶴丸「閻魔を連れ戻しに来た」

ひゅっ！


風を切る音が聞こえた直後、鶴丸の頬は血が垂れていた



石切丸「閻魔は……あのこは私たちのものだ。
渡さない」


燭台切「閻魔ちゃんは………ものじゃないよ」

石切丸の言葉に腹をたてた燭台切は一同より一歩前に出た。

大倶利伽羅「光忠…っ」


燭台切「行って、みんな。
石切丸さんは僕が相手するよ」


石切丸はそれを聞くとムッとしたような顔をして
刀を一同に振り下ろした


石切丸は大太刀
狭い千本鳥居の中では特になにも出来ない。



だが、それを気にしないと言わんばかりに石切丸は刀を振り下ろす。

それを、燭台切は力で跳ね返した

石切丸「っ！？」


燭台切「料理だけが取り柄じゃないからね僕は」

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