○ ページ23
檜山side
檜「ただいまー」
俺は家のドアを開けて言った
あちらこちらから「おかえりー」と声がする。
そして真っ先に来てくれるのは
青「おかえり、今日は大丈夫？」
ほとんど青木。来ない時は熱出した時か忙しい時
毎回俺の体調とかを気遣ってくれる。
まぁ、前に俺が血を飲みすぎて逆に体調おかしくしてしまったことがあるからなんだけど(笑)
飲まなすぎてもダメ、飲みすぎてもダメ。程々が大事なんだよ
俺が後生の吸血鬼だからなんだけどね、天生はもっと飲まなきゃいけないらしいし
檜「今日は大丈夫だよ。今日もつきまとわれて嫌だったけど。」
青「檜山くんがイケメンすぎるのっ！そのことを自覚して動いてよね……」
そう言われても顔面は生まれつきだからどうしろと
そのせいで真っ直ぐ帰れないから路地裏とかにいたりとかするんだよね。そして逃げたりする場所も路地裏
青「今日はどうする？先ご飯にする？お風呂にする？
それとも……」
檜「あっごめん、俺そういうの乗らない」
よく夫婦でやる定番なやつ(笑)
俺そういうのはあまり得意じゃない
すると青木は拗ねたように
青「この後みんなでゲームするからやろって言いたかっただけなのに……」
と呟いた。そういう仕草もなんか可愛い。
てかそんなこと言うためにコレ使用したのか
檜「ごめんて、でも先にお風呂入らせて。今日も女だったから、においが気になる」
香水とかの匂いはしてないけど、念のためね。
青「わかった、でもみんなゲームして待ってるから早めにね。」
そう言われて脱衣所に向かう。
行く途中に
湧「よっしゃ勝ったー！」
颯「うわっ負けたー！」
と言う楽しそうな声が聞こえてきた。
俺も早くお風呂出なきゃな。
そして俺は短めにお風呂に入り、ゲームに参加した。
結果は陸人の全勝だったけど、めっちゃ盛り上がったし楽しかった。
そして血だけで補えないエネルギーをご飯で補って、
明日も仕事だからと早めに寝る。
なんやかんやで今の暮らしが一番幸せ。
これ以上は何も望まない
仲間は優しいし、面白い
でもさ、この幸せが崩れた時
俺はどうするんだろう
そして俺はどうなるのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩(あや) | 作成日時：2022年2月16日 19時
