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平塚side
思いもよらないことに俺はキョトンとしてしまった。
それを見た豊田くんは
豊「ごめんね、青木くんも優しい子だから許してあげて。」
と言った。最初聞いた時はどうして俺を人間の姿に出来たのだろうと思っていた。
豊「夜になったらみんな帰ってくるから、その時この後の事話そう。」
そう言われて、俺はこれからどうなるのだろうと、みんなが来るまでずっと考えていた。
そして夜になって、現れたのは豊田くんと青木の他に5人の子と一匹の狼がいた。
みんなじっと俺の方を見てる。
その中口を開いたのは
豊「みんな知らない子が来て少し驚いたよね、この子はネコだよ。今は青木くんの魔法によって人間の姿だけど。」
青「ネコだったら豊田くんとかアジにしか言葉わかんないから、話せるようにしたいなーって思ったから人間の姿に変えてみた。耳と尻尾は消せなかったけどね。」
そう言ってくれて、みんな納得したようだった
ついてた尻尾と耳に違和感を感じたみたい
豊「というわけで…これからの事なんだけど…翔馬は道で倒れてるところを見つけたから、多分何かあったんじゃないかな？てか…帰る場所とかある？」
そう聞かれて俺は首をブルンブルンと横に振った。
よくよく考えたらなんでそんなに勢いつけたんだろうって思う
豊「やっぱりね……心情から見ても、そう感じられる。だから…みんな、翔馬を此処に住ませてあげない？みんないいよね？」
それを聞いた時、俺はみんなの顔を伺った。すっごく不安だったから。
だけどその不安は不要でみんなにこやかに俺を見ていた。
湧「俺は全然賛成！話し相手とか増えて色々楽しそうだし」
颯「俺も湧がそういうなら全然おっけー！」
檜「一瞬ビックリしたけど、そういう事なら全然構わないよ。」
安「俺も、なんかワクワクするし。」
深「この姿で喋るのもなんですけど、俺と似たような子が増えて嬉しいです。」
青「元々そうしたくて人間の姿に変えたみたいなものだからね(笑)部屋とかは全然気にしなくていいよ。いざとなったら増築するし。」
豊「だからみんな大丈夫だよ､翔馬はどう？この家に入りたい？」
そう言われるともう答えは一つしかなかった
平「入りたい…ですっ…．よろしく､お願い…します……」
みんなが俺を受け入れてくれてると考えると嬉しくで思わず涙が出てしまった。
湧「そういう事で決まりっ！という事でみんなで自己紹介してこーぜ！」
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作者名：彩(あや) | 作成日時：2022年2月16日 19時
