家族があること (ページ49)

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望と流星と大毅ページ49

赤「勝ったぁぁぁ～！」

桃「うそ...やろ...」

赤「へっへ～ん」

桃「くっそ～...あれ、濵ちゃんってまだ戻ってきてないん？」

赤「え？...ほんまや、おらん」

『だれか！おるならはよ来て！』

上から流星らしきでかい声が聞こえた。

しげと顔を見合わせて急いで２階に向かった。

...目が覚めて時計を見ると1時だった。

お腹がすいてたから

１階いこ～って思って廊下に出たら、

だれか、倒れてた。

青「はっ...濵ちゃん！...だっ大丈夫？

だれか！おるならはよ来て！」

きっと誰かしら１階にいるはず。

そう思って大声でさけんだ。

赤「流星っ...えっ濵ちゃん！」

桃「へっどっどうしてん...あ、照史くんは？」

照史くんがいるはず、らしいのに

見当たらないから

目の前の部屋におる？って思って覗いたら

照史くんも倒れてた。

青「あかん、たおれてる。」

赤「きゅ...救急車呼んでくるっ...

濵ちゃんと照史くん、１階にはこぼ！」

桃「うっ...うん...」

...なんで？

2人が倒れてたん？何があってん。

おれは救急車をよんで、

淳太くんに連絡をした。

赤「じゅっ淳太くん？あのっ大変やねん！」

黄『落ち着き？なにがあったん？』

赤「濵ちゃんと照史くんが...倒れてたっ！
一応救急車は呼んでん。どっどうしたらええ」

黄『照史は？傷ある？』

赤「なっ...ない...」

黄『...濵ちゃんは発作が出たんやと思う。

だからいえで寝かせておいて。

照史...は、なんか暗い表情しとったの見た？』

赤「あっある...お昼ご飯の時から

ずっと変で家帰って、部屋にずっとおった...」

黄「そっか...きっと自傷症が出たんやと思う

...だから一応病院連れてったって。

おれもうそろそろで終わるからそのまま病院向かうな。

家には濵ちゃんと誰かひとり留守番。」

赤「わぁっわかった...」

こうして照史くんとおれと流星が病院に

濵ちゃんと望が留守番になった。