家族があること (ページ5)

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A ページ5

メモを見てびっくりした。

声が出ないって。

それ、俺より辛いやんな…

それなのに楽しいって。

自分を、変えれるかな？って

おれ弱いなって思えてきて

もっと、涙が溢れてきた。

「おれっ…傷っ自分でっ…もぅ生きたくない」

「何言ってんねん、生きたくないなんて言ったらあかんで！
生きたくても生きられない人もおるねん！

なおせばええよ、

俺らも協力する！だから、一緒に住もう！」

茶髪の子は笑顔で八重歯をみせて、笑った、

その笑顔になんだか安心させられて落ち着いた

「おれっ…楽しくなれるかなぁ？」

「なれるよ。一緒に生きようや。」

「……うんっ」

おれは顔をあげて、茶髪の子のてをとった。

「なぁ、なっ名前…」

「あぁ！」

晩御飯の買い出しを行くらしいからその道を歩いてた時、

そういえば名前知らんなぁって思って

聞いてみた。

『おれ、中間淳太、10歳やで～」

「えっあ、同い年っやん」

黄「お～、そうなんか！」

もう1人の笑顔の子からメモが来た。

【俺は重岡大毅やで！9歳！】

「しげおか…しげって呼ぶな！…あ。
おれ、桐山照史！」

黄「あきと…いい名前。よろしゅうな？」

橙「うん！よろしゅう！しげ！淳太くんっ」

食材買って

新しい家になるところについた。

橙「……ひっろ！」

黄「せやろ～(笑)」

家に入って、手を洗って。

なぜか3人でキッチンに並んでカレーを作った

3人だと、少し狭かった。