芍薬の君。(青×桃)

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お風呂に急いで入って着替えてきた。

ちょっとでも可愛いって思われたくて少しデコルテが出る半袖短パンのモコモコのパジャマを来てきた。

流「あれ？風呂入ってきたん？」

「うん！迷惑かなっておもって」

流「望ちゃんは風呂上がりも可愛いねんな」

やば、流星さん今の笑い方ほんまにかっこよかった

「て、照れるやんか〜」

「お邪魔します！」

流「望ちゃんどこで寝る？」

「昨日流星さんソファーで寝てたんで今日は
うちがソファーで寝るわ！」

流「あかんよ！望ちゃんがベッドで寝て！」

「流星さんの体がバキバキなってまうから！」

流「じゃあ一緒に寝るか？」

「はぇぇぇ!?無理です！あっ、流星さんと
寝るのが嫌な訳ではもちろんないんですけど
あの、その、えっと…」

流「へぇ、嫌な訳ではないんや。じゃあ一緒に寝よか。」

「うぅ…分かりました…」


流星さんがキッチンに向かったと思うと

流「飲む？」

そう言って流星さんはビールを出す。

「飲む！」

また宅飲みしながら
2、3時間話してると少し酔ってきてしまった。

流「望ちゃん眠たい？」

「…ねむたくないもん」

流「はぁ、酔ってるやん。」

「のぞみ、まだのむもん。」

流「じゃあ俺が望ちゃんギューってしたいから
俺に掴まってくれへん？」

「ぅん…ええよ」

するとフワッと体が浮いた。

お姫様抱っこされてる。

ベッドに寝かされて隣に流星さんが入ってくる。

流「望ちゃん？落ちそうやん。こっちおいで？」

そう言って流星さんはうちを抱き寄せてた。

うちは流星さんの匂いに包まれて腕枕をしてもらいながら眠った。



次の日隣に流星さんがいなかった。


「え？流星さん？」

流「ふぁぁ…お、望ちゃん起きたんや。おはよ」

大きなあくびをしながらリビングから寝室にきた流星さん。

「え、ソファーで寝たん？」

流「んーん、望ちゃんの隣で寝てたで。」

「…っ、そうなんや、よ、用意するな！」

流「ふふ、なにテンパってんの」

「…いや、なんか望ちゃんの隣で寝てたって
ちょっと照れるやん。」

流「え、なにそれ可愛い。」

「も、もぉ！流星さんうち用意するねんから！」

流「せやな！」

服はシンプルめで。


流星さんの隣が似合うような人になりたい。

恋すると自信をなくすってこのことやねんな。

あかんわ。流星さんほんまに好きやで。

期待したらあかんって思っても
期待してまう自分が嫌や。

「流星さん！用意終わったで！」

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