芍薬の君。(青×桃)

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流星side

朝起きてアラームをとめる。

まだ回ってない頭を起こして顔を洗って

朝ごはんを食べる。着替えて、歯磨きをして

家を出る。

また、同じように仕事をして同じような会話をして

同じように家に帰って寝る。

と、思ってた。初めて行く会社に君が居たんだ。

望「藤井様重岡様。あちらにお掛けになってお待ちください。」

藤重「「あ、はい、ありがとうございます！」」

待合いの椅子に座った瞬間

重「なぁ、あの子可愛ない？」

「お前も思った？めっちゃ可愛ええよな」

重「左な」藤「右やばい」

重「そっちか。俺可愛い系がええな」

「綺麗系の方が俺のタイプやわ」

重「…なぁ、見て」

しげが2人の方を見て青い顔をしている。

「え？なんかおっさんに絡まれてる感じやな」

めっちゃイラッとした。

重「めっちゃ嫌そうな顔しとるやん。」
「えっ、流星!?」

気づいたら動いていたってこうゆう事なんやな。

「俺の彼女なんで気安く触るのやめてもらっていいですか」

そんなセリフを放って助けた。

隣をみると神山さん？と話してるしげ。

まぁ、とりあえず謝っとくか。

「すいません変な嘘着いてしまって。
でも困ってたみたいなので。ごめんなさい。」

すると、

望「い、いえ！助かりました！ありがとうございます！」

少し涙目の小瀧さんが俺にお礼をしてる。

うわ、何この可愛い生き物。

無理。このままやと悶え死ぬ。

「じゃあ、俺ら戻ろか」

小瀧さんは去り際まで俺にお礼を言ってる。

あー、可愛ええ。

重「俺の彼女なんで気安く触るのやめてもらっていいですか笑」
「最高やん。イケメンはやる事が違うね〜」

しげはずっとこんな事言ってるけど
気にしない。だって小瀧さんを守れたから。

重「お前顔キモいで。」

無意識のうちに頬が緩んでた。



あかんわ。惚れてもうたわ。

重「あっ、佐藤課長！」

佐「すいませんね。待たしてしまって。」

重「いえいえ、こちらも少しいい事がございましたから。」

佐「あー、受付嬢？
あの子達ね芍薬の望、牡丹のとも子、2人揃えば百合の花って言われるほど綺麗な子達でね。」

重「そうなんですか！」

佐「そうそう、他社からの客には下の名前は教えない事でも有名やしね。」

へえ、望って言うんや。

「そうなんですね。」

佐「そろそろ仕事の話をしようか。」

藤重「「はい！お願いします！」」




ちょっと謎が多いタイプの人なんやな。
ええやん。燃えるやん。絶対おとしたる。

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