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Side:Nozomu
その日も、俺はAちゃんの病室へむかった。
ガラガラ
A「あ、望、くん。来てくれたんや、」
小瀧「うん、大丈夫?」
今日は、酸素マスクをしていた。
A「大丈夫、やで。だいぶ、楽に、なった。」
すると、
コンコン
西畑「あ、こんにちは」
小瀧「こんにちは」
ナースの人かな?
西畑「今、しんどない?」
A「大丈夫」
西畑「じゃ、マスクもうええか。外してええよ。その方が喋りやすいやろ?」
A「うん!」
西畑「しんどそうにしてたら、マスクつけてあげてください」
小瀧「あ、はい。」
そういって、ナースの方は出ていった。
A「あの、さ。」
小瀧「ん?」
A「ごめん…。」
Aちゃんは、あやまった後、俯いて黙りこんだ。
小瀧「なんで、なんでAちゃんが、あやまらなあかんの?」
A「えっ…?」
A「やって、うちのせいで望くんに迷惑かけてるやろ?」
小瀧「そんな、そんな訳ないやろ!Aちゃんは、俺にとって大切な人やねん。学校におる時もずっと、ずっとAちゃんのこと考えてまう。これって、俺、お前のこと好きってことなんかな。」
A「うちも、望くんは今日も来てくれるかなってずっと、ずっと思ってる。多分うちも望くんのことが好きやと思うねん。」
A「たすけてっ…?」
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のんるぅ(プロフ) - みーさん» そこはツッコまんといて笑 ありがとう (2017年11月1日 17時) (レス) id: 4195a937c5 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - これ…名前さ笑でも、この話好きやわ!更新待ってるね〜! (2017年11月1日 16時) (レス) id: 903c212263 (このIDを非表示/違反報告)
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