君のひみつ。

#18 ページ18

Side:You






発作でつかれたから、甘えたい気持ちになってきた。






A「だいごぉ」






西畑「ん？しんどいん？」






A「ちょっと…。あのさ、話、きいてくれへん？」






西畑「ええよ？」







A「うち、生きてる意味ないねん。」







西畑「なんで？Aはなんでそう思うん？」







A「うちのせいで、周りの人に迷惑かけてしもてる。この前お見舞い来てくれた4人、おるやろ？あの人ら、周りの女子から人気やから、うち嫌がらせされんねん。ほんまはしんどいって、助けてって言いたい。でも、言われへんねん…。」







西畑「話てくれてありがとう。Aの気持ちはようわかった。でも、しげくんたちそない迷惑おもてへんとおもうで？」







A「なんでなん？」








西畑「もし迷惑やと思っとったら、お見舞いなんて来うへんやろ？」







A「そう？」







西畑「せやで」







A「そっか。」







西畑「もうそろそろ寝よか。寝られそ？」






A「だいごここおってや？」







西畑「うん、おるで」






A「おやすみ」






西畑「おやすみ」






目を閉じてからしばらくの間は、今度望くんにちゃんと相談してみよっかなっなんてことばっかりやった。

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