おほしさま (ページ15)

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赤

橙「もんち〜、今日はしげに甘えたなん？」

神ちゃん見つめて幸せに浸っとったら俺の横に照史がつめてきた

赤「親方！俺と神ちゃんの時間邪魔せんとって！」

橙「ええや〜ん！なあ？もんちぃ」

わ、こいつ神ちゃんの頭なでなでしよった

緑「ん、あっくんの手気持ちぃ、もっと撫でて〜」

赤「かみちゃ！親方より俺の手の方が気持ちええで！」

ほんまに今の照史の顔テレビで映して欲しいくらいドヤ顔してる

神ちゃんも照史にもっと撫でてとか言うてるし、しげちゃんジェラシーやで！

緑「ん、しげ撫でて」

くるって、俺の方に顔横向けたかと思えば、目つぶって携帯までほっぽった神ちゃん

赤「ぐはっ…！！！！」

俺、一瞬天国登ったわ

赤「やっぱ神ちゃんは俺がええもんなあ〜」

緑「ん、しげ落ち着く…」

隣でちょっとしょぼくれてる照史にさっきの倍のドヤ顔送ったった

橙「うっわ、こいつやばあ！

じゅ〜ぅたく〜ん！しげがいじめるぅ〜！」

うんうん、親方は大人しく唇の横におればええねん

神ちゃんの隣は俺だけやからなっ！

緑「やっぱしげが1番やな」

きゅ、と俺の太もものとこで手握って目閉じてる姿は、まるで赤ちゃんや

赤「神ちゃんの1番は俺じゃないとあかんの」

緑「しげ、俺の事大好きやね」

赤「あたりまえやん。

神ちゃんは俺の宝物やねんやから」

ニコッ、と口角を上げて寝息を立てはじめた天使の頭にキスを落とす

神ちゃんは俺にとって

今までもこれからも、ずっと大切な宝物