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【樹】
ご飯を取りに行って、自分の部屋に戻ってからご飯を食べる。
慎太郎「そういえばさ、京本くんって今までどこにいたの？」
京本「県の端の方の市です。」
慎太郎「じゃあ、めっちゃ遠いじゃん！」
慎太郎は持ち前の明るさを生かして、京本くんに話し掛ける。
高地「へ〜。この施設も大きくなったもんだね。俺が入ってきた時にはここの市の子供とかしかいなかったのに。」
北斗「高地っていつから施設にいたの？」
高地「物心ついた時からもう施設にいたよ。」
ジェシー「じゃあ、親の記憶とかないの？」
高地「ないな〜。施設の人からは聞いたことあるけど。」
京本くん、全然会話に参加出来てないな。
京本「あの....。」
樹「ん？」
京本「施設に入った順番ってどんな感じなんですか....？」
京本くんが自ら喋った！
高地「最初が俺で....次が樹。」
ジェシー「その次が慎太郎で....またその次は俺。」
北斗「次が俺。」
樹「改めて聞いてみると、俺って二番目に入ったんだ。」
京本「皆さん、長い間この施設に入っていたんですね....。」
慎太郎「あのさー、京本くん。敬語やめない？」
高地「北斗もそうだったけどさ、なんか距離感じるし。」
京本「....わかった。やってみる。」
慎太郎「よし、ご飯食べ終わったからお皿下げに行ってくるわー。」
高地「慎太郎！京本くんとも一緒にいってあげて。」
慎太郎「わかった。京本くん、一緒に行こ？」
京本「うん....。」
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作者名：Nana 6022 | 作成日時：2019年8月23日 1時
