価値ある物語【ワンピース】 (ページ48)

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カタクリ｢......魔術師殿、こちらを。｣

｢ああ、ありがと。私がまだ麦わらの一味だってことは忘れてない？｣

ペロスペロー｢脱退したものと思いましたが...招待状を修正しましょうか？｣

｢というか破棄させて。こっちは一国の女王としてじゃなく、人としてここまで来てるんだから。お茶会ならたくさん顔を出して上げるから、しばらくその面を見せないで。決意が鈍る。｣

ペロスペロー｢？｣

｢......近い未来、私はたぶん...｣

ビッグ・マム｢アヴァロン王国の女王！女王か......おまえの国、何があるんだい？んん！？｣

近い将来、私は死ぬ。あれは単に祖母の呪いだっただけで、長くもない寿命を短くされただけで、楽園の使命を果たせていない私の命は僅かに等しい。

それはビッグ・マムの能力では縮めることもできない、特別な命。

｢君と縁を結ぶつもりはないけどね...子供たちを護りに来た。｣

ビッグ・マム｢護りに...？｣

｢その話をしに来ただけ。茶会なら明日参加するけど、状況次第では君たちの敵になることも忘れないように。ひとまず落ち着ける場所はない？キャスパリーグに美味しい菓子を食べさせたいの。｣

カタクリ｢貴様...ママとは対等な立場だと思っているのか？｣

｢取引次第で人は対等になれる。君たちの子供を護る代わりに、一つ手伝ってほしいこともあるんだよね。仮に私が生きていて、君たちとしばらく同行することになった場合なんだけど。オリュンポス十二神討伐、ちょっとだけ手伝って。｣