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8月7日 ページ24

伊野尾「じゅ〜んた、元気?」


 
脱獄を翌日に控えた俺たち



余計なことはしない、させない



…とは、いかない



とりあえず、中間の持っている鍵を盗まなければならないのだ



伊野尾「ねね、淳太。



なんで喋らないの?



その首にある傷はなんなの?」



…どストレートに聞くじゃん



中間は伊野尾を睨む



伊野尾「あ、怒らせた?



だったらごめんって」



伊野尾は中間の肩に手を置いた



中間はそれを鬱陶しそうに払ってどこかへ行く



高木「…手、出さなかった」



伊野尾「照史はすぐに手を出すけどね。



…はい、これ」



伊野尾が渡してきたのは鍵、しかも束



伊野尾「伊野尾様の手にかかればチョロいのなんの」



高木「ありがとう…これ、どうしよ?」



藤井「俺が預かる。



隠し場所ならええ場所知ってる」



藤井が手を伸ばしてくる



…俺が入った時、信じられない光景だろうな

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2024年3月20日 8時

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