ホランヘ〜 ページ24
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『ムグンファ コチ…ピオッ…スムニ…』
あれ?タッチしてこない。
『ダ』と言いながら振り向いた瞬間、チュッとされた。
あまりに急な出来事に脳の処理が追いつかずフリーズしてしまう。
『はっ!!』と、すぐ目の前にホシの顔があった事に気づいた時には「鬼に気付かれた!逃げなきゃ!!」っとなぜか私の腕を掴みながら狭い室内を全力でホシが走るから、2人でベッドの上にダイブするハメになる。
HS「や〜Aったら積極的♡、ベッドで寝たいんならそう言ってくれればいいのに〜♪」
『なっ!、そんなこと言ってない!ホシが引っ張ったんでしょ?!』
上半身をベッドから起こし立とうとすると、グイッとまたベッドに戻された。
『…私の勝ちだよ。リビング行くから離して。』
ホシを軽く睨むように目を合わせた。
HS「アニャ俺の勝ち。タッチしたの俺だし、まだ捕まってない。」
睨む私とは対照的にホシは妖艶に微笑みながらそう言った。
『はぁ…じゃあホシの勝ちでいいよ。話聞くから離して。』
ベッドなんかに寝ていたら何が起こるかわからない…回避しなくちゃ。
HS「Aがなんでそんなに俺から離れたいのか分からないなー。まあ、俺が勝ちだから好きにしていいんだよね?」
『好きになんて言ってない。』
“好きな話をしたらいい”とは言ったけど、“好きにしていい”とは言ってない。
HS「では俺の地元ルール追加しまーす。鬼にタッチして逃げ切ったヤツは、鬼に1つだけなんでも命令できまーす。」
『ホシの地元そんなルールあるの?地元どこ?』
HS「南楊州市だよ〜。そうだ、今度一緒に行こう!オンマにも会えるよ!」
『遠慮させてもらいまーす』と言いながら、私の腕を掴んだままのホシの手をほどこうと反抗した。
HS「はーい!命令を発表しまーす!これから10分間Aは俺の抱き枕になりまーす!」
私のOKをとることなくカバッと抱きつくと「ヤー!これジフンの匂いする!」と胸元で顔をスリスリしてきた。
『ちょっ!ちょっとホシ!変な事しないでよ!?襲わないんでしょ?!』
HS「抱き枕ちゃんうーるーさーい!俺は休憩中なの!大人しくしないと襲うよ!ガオーッ!」
目だけこちらに向けてそういうとハムスターの様にクルッと丸まり、私の身体を包み込んだ。
HS「やっば、マジこのまま寝れそう。A今日からここで寝ない?」
こっちは危機的状況で心臓バクバクなんですけど?!
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NOVI(プロフ) - キナコさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂き感謝です!続編で書いてもいいですかね?構想まとまったらアップしますね♪(亀なのですぐは無理なんですが汗) (2022年1月13日 6時) (レス) @page50 id: 65feff3339 (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - 初コメント失礼します。胸キュンしたり思わず吹き出したりしながら、楽しく読ませていただきました!ありがうございます!!続編書いていただけると嬉しいです〜 (2022年1月12日 23時) (レス) id: 620750ed80 (このIDを非表示/違反報告)
NOVI(プロフ) - みとさん» 私入力遅いですね笑、みとさんと入れ違い感ハンパない笑 (2022年1月12日 20時) (レス) id: 65feff3339 (このIDを非表示/違反報告)
NOVI(プロフ) - みとさん» コメントありがとうございます!亀更新の本作を楽しみにして頂き感謝です♪続編か新作か…両方書きたい(キャパオーバー)!! (2022年1月12日 20時) (レス) @page50 id: 65feff3339 (このIDを非表示/違反報告)
みと(プロフ) - NOVIさん» 需要しかないです!ぜひ書いてください😊 (2022年1月12日 20時) (レス) id: 2a76d5fdfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NOVI | 作成日時:2021年10月8日 16時