【BTS】朝起きたらヌナと呼ばれた件２ (ページ30)

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【JM SIDE】ページ30

【ある日の話】

甘い。甘すぎる。

今日のジンヌナ、塩気が足りないだけじゃなく砂糖多め。

えっ、悪いものでも食べた？もしかして酔ってる？

さっきからずっとクガの頭なでなでしてるし。

ナムジュニヒョンの手を握ってブンブン振ってるし。

ホビヒョンなんて抱きつかれて胸に顔すりすりされてるし。

僕のところは来ないのかなって思うじゃん？

JN「ジミ〜ン、オレのモチはどこだ〜？あっここだ笑」

(パクッ)

えっ？食われた？

驚いて自分の頬を手で確認すると、その手をジンヌナに払われ、今度は頬をムニムニと摘まれた。

JM「ジンムマ、まひやっへるんへふか？」

JN「ん？ジミン痩せちゃてモチモチ感足りないから、揉んで増やしてる。」

いや、女の子の胸じゃないんだから。

JM「もんへもふへまへんよ。

…だからやめて下さい、むしろ増やさないでほしいです。」

ジンヌナの手を取って軽く睨むと、唇を突き出して不貞腐れてるから

JM「ジンヌナの唇も揉んであげますよ。
そうしたら増えるんですよね？
ARMY大喜びじゃないですか。」

「ん゛〜」とか言いながら不貞腐れたまま唇を揉まれてる。

…僕なにやってるんだろう。

JN「どう？増えた？？」

増えるわけないじゃん笑

JM「効果イマイチですね。

あ、たくさんキスしたら即効性ありますよ。」

ジンヌナの腰に手を回して目配せしてそれとなく雰囲気を変えてみる。

JN「えっ、そうなの？

面白そうじゃん！！やってみるわ！！」

ここメンバーとかいるんだけど、いいのかな？

まあ僕はいいんだけど…

JN「ユンギヤ〜！お前のそのうっすい唇増やしてやるいい方法があるぞ♪♪」

ジンヌナはすっくと立つと、ユンギヒョンに向かって大声で言った。

JM「ジンヌナ！ジンヌナ！！ここでそんな事したらダメでしょ？

みんなが見てます。ね？」

JN「そう？…そっか。。

ユンギヤ〜！いい事教えてやるから退勤したら宿舎よれよ！絶対にこいよ！！」

え゛っ、それって絶対ユンギヒョンの術中にはまってジンヌナの唇が増えちゃうパターンのヤツじゃん…

適当な事言うんじゃなかった…涙

ジンヌナは僕の手をほどきながら僕の頬にポッポを落とし

JN「ジミンのモチもポッポで増やしたかったな〜♪」

………？

ジンヌナは唖然とする僕を置いて、テヒョンとスマホゲームをしようとしている。

…ナムジュニヒョン、そんな分かったような笑顔で肩叩かないで。

痛さで泣いちゃうよ？