【JH SIDE】 ページ24
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JN「くっ…あんまりっ…ぐってしないでっ…。」
JH「ヤー、ジンヌナ、本当に身体硬くなってるから。
これから家でもストレッチやってくださいよ。」
JN「わっ…分かったからっ…押すなっ…折れる！！」
オレは今、クガに睨まれながらジンヌナの背中を押している。
クガ、お前の考えてる事なんでお見通しなんだよ。
この苦しがるジンヌナを独り占めしようとしてるんだろ？
クガの性癖なのか分からないけど、その思考ヤバいから。
JK「…ホビヒョン、もういいですか？交代してください。」
ほら、ほんの数分しか手伝ってないのに、もう交代とか言ってくる。
JH「ジンヌナ〜、交代だって。」
JN「はあーっ！！息吸える！！
ジョングクもやる？ って、お前は身体柔らかいもんな。」
JK「ジミニヒョンには負けますけどね。
じゃ、プッシュアップするんで、背中乗ってください。」
素直に「はーい」とか言いながら、クガの背中にコアラみたいにジンヌナが抱きついた。
JH「ちょ、ちょっとジンヌナ！その体勢ヤバいから俺と交代！！」
ジンヌナをジョングクから剥がして、俺がジョングクの背中に乗る。
JK「なんでホビヒョンなんですか。負荷増してるし怒」
なにが問題だったのか分かってないジンヌナ、計画が丸潰れで苛立つジョングク、そして目論見を阻止しようとする俺。
JH「ジンヌナじゃ軽すぎるだろ。
俺くらいの重さの方がいい筋肉つくんじゃない？」
JK「筋肉は付けたいですけど、大きくはなりたくないんでジンヌナがいいです。ヒョン交代。」
交代するわけないでしょ？
JN「オレ、マシーンのほう行ってくる。
２人でストレッチの続きしててねー。」
手をひらひらして、あっちに行っちゃった…。
JK「…ヒョン、邪魔しないでください。」
JH「やだ。邪魔する。クガからヌナ守るんだよ。」
クガの思い通りにしてたまるか。
JK「邪魔しないでください。
僕はヒョンとは違うんです。
ホビヒョンはジンヌナのこと、ただのメンバーと思ってる人でしょ？」
JH「ただのメンバーって…そう言い方ないだろ？」
ジンヌナはただのメンバーじゃない。
大切なメンバーの1人…
JK「自分の気持ちに正直にならない人に、僕を止める権利はありません。
ジンヌナ〜、僕もマシーンします！！」
JH「自分の気持ち…？」
ただヌナを守りたい。
それだけじゃダメなの？
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作者名：NOVI | 作成日時：2021年6月16日 13時
