Escape Game ページ33
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『なぞなぞって事?』
JN「だと思うけど、全然意味分かんないんだよね〜」
ジュン君こちらに向けてくれた画面を見ると、母国語の私でさえ『?』が浮かぶような文章が書かれていた
私がなぜ自分がこの部屋にいるのかも忘れてジュン君と言葉の意味する事を考える
『う〜ん…どういう事なんだろう…』
JN「すぐに分からないように工夫されてるよね〜うんうん♪」
身体を左右に揺らして楽しそうにしているジュン君には申し訳ないけど、私の固い頭では解けそうにもない
『私じゃ役不足かな笑、やっぱりジフン君探そうか?』
JN「ジフン?…あ、そうだった!ジフン探しに来たんだった!ちょっと探してくるね〜
-ガチャッ
あれ?
-ガチャガチャガチャッ
なんで?開かないの??」
『え?』
ジュン君はドアを押したり引いたりしてるけど、全然開く気配がない
JN「ドア壊れたのかな?ジフンに電話してみよう!
-prrrrrr
ん?出ないな〜。じゃあミンギュ!…出ない? あ、シュアヒョンなら!…なんで?なんで誰も出ないの??」
ジュン君は片っ端から出そうな人に電話をし続けていたけど誰とも繋がらず「このままこの部屋に閉じ込められたらどうしよう!携帯の充電無くなっちゃったら何も出来ないよ?!」とパニくる
『ジュン君落ち着いて!ジフン君のモバイルバッテリーとか充電器があるんじゃない?!ほらっ!!』
ワークスペースに垂れ下がるケーブルを指差すと、ジュン君は「よかった〜!!」と安心してソファにもたれ掛かり携帯を抱きしめる
JN「あ、そうだ!“だったら”って疑問なんだけどね?
メッセージは既読になるのに返事は来ないし電話も出ないってどういう事だと思う?単純にみんな忙しいのかな?」
『忙しいかもしれないけど、皆って事はないんじゃ…』
あ…もしかして…
-prrrrrr
〈ヨボセヨ〜♪Aから電話なんて久しぶりじゃん?笑〉
こういうずる賢い事を平気でする人物のブロックを解除して電話した。怒りも慌てもしない相手の声色に疑問が確信へと変わる
《ねぇ!どういうつもり?!》
〈ん〜?なんの話だろ?全然分からないんだけど?笑〉
とぼける態度が脳裏に浮かび虫唾が走る…
🎮👾🎮👾🎮👾🎮👾🎮
7/17は…
HAPPY🐈⬛WONWOO🐈⬛DAY🎊🎊원랑해〜🐾
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作者名:NOVI | 作成日時:2022年9月25日 23時