育成ゲーム レンタル彼女２【SVT】

Thirteenth Stage:HS ページ7

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「ハヤー！なにから乗る？！最初からジェットコースター乗る？！フリーパスあるから全種類制覇してみる？？」


『ふふっ。制覇は無理でしょ笑』


久々ってワケではないけど、やっぱり遊園地に来ると自然とテンションが上がる


「え〜何でだよ〜？俺が最後だから少しぐらいわがまま言ってもいいだろ〜？制覇するとは言わないから制覇するつもりで乗ろう！」


今日はホシじゃなくてスニョンとして遊ぶんだ！


『もうしょうがないな笑、じゃあ、パレードだけは見ていい？何時からだっけ…あ、デートの時間内じゃ見られないね…』


「延長って手もあるよ？」


見る見る！絶対見る！


『デート時間決まってるよ？』


「Aは裏ルール知らないの？」


『は？裏ルール？？』


「ボクハ ナニモ イッテ イマセン」


今日は絶対スポしない！


とぼけるフリしてもらったマップに目を落とした


『ふんっ、いいもん！最初からお化け屋敷いってやる！！』


「えっ…ここのお化け屋敷入るの？やめない？幽霊出るって噂だよ？！」


普通のお化け屋敷ならウェルカムだけど、ここのはちょっと…


『え〜幽霊に会えるの〜？じゃあ、絶対行かなくちゃ♪』


「えっ？はっ？ちょっと！俺ムリだから！！」


『全種類制覇するんでしょ？』


「ごめんなさい！嘘です！虚栄です！許してA様！」


『ホシ〜行くよ〜♪』


うそ…Aお化け怖くないの？！？！


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「…ちょっと待って、休憩させて。死にそう…いや、もしかしたらもう死んでるのかもしれない…俺の足見える？」


もう永遠に出れないんじゃないかと思うほど長い間さまよっていた気がする…


『見えるよ笑、蹴ってあげようか？』


「痛っ！！なんでスネ蹴るの？！」


『痛かったからもう大丈夫だよ笑』


「あっ、本当だ、生きてる！笑」


飲み物を飲みながら、ベンチに座って休憩中


『次は何にしようかな♪』とAはマップを眺めている


「スカッとする為にジェットコースター行っとく？」


『いいね！どれから乗る？？』


「速いヤツか濡れるヤツがいいかな〜。あ、A濡れるの平気？」


『少しぐらいなら平気だよ笑』


「よし、決定っ！早く行こっ！」


Aの手を掴んでジェットコースターへ向かう


『えっ、待って！そっちじゃない！』


「えっ、こっちの方が近いよ？」


『違う、こっち！』


…どっちから行っても着くって笑


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