YOU SIDE ページ4
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『ミンハオ君、私のことからかってるよね?』
さっきから口角が上がってるの知ってるんだから!
「バレました?笑」
『ドギマギさせるのやめてよ!』
「ん?ドギマギってどう言う意味ですか?ドキドキ?マギマギ?」
『知らない?』
「はい、知りません。」
そうだ、ミンハオ君は中国から来た苦労人…じゃなくて、アーティストだった
『…今の私の状態をドギマギって言うの!///』
自分でこの説明するの恥ずかしすぎるんですけど///
「Aさん、今ドギマギなんですか?」
『…そうだけど、使い方間違ってる』
「あらら〜笑、じゃあこれは?
もう少しだけ僕とドギマギしませんか?」
『…それってどういう意味?』
「ちょっとだけ僕のわがままに付き合ってください。僕達のミッションです笑」
ニコッと笑うミンハオ君は可愛いけど、目の奥が鋭く光って見えるのは気のせい?
ミンハオ君は「僕についてきて?」と手を取り、1番大きな水槽スペースの隅にあるベンチへと私を連れてきた
『ここで何するの?』
「ふふっ、何でしょうか?ヒントは恋人っぽいことです」
えっ、急にクイズ??
『う〜ん、手を繋いだり、肩寄せあってお喋りしたり、人目を盗んでポッポしちゃったり?』
「うわ〜Aさん意外と大胆なんですね〜笑
せっかくですし全部やりましょう!提案者はAさんなので僕にやってみてください?」
ミンハオ君らしくない発言にびっくりして思考が完全停止した
「Aさ〜ん?いますか〜?今日は彼女なんですから、彼氏を喜ばせてください。ファイティン!」
可愛らしくファイティンされても…
『…やらなきゃダメ?』
おっ、ミンハオ君なにか考えてる?
「う〜ん、やらなくてもいいですけど、僕とのデートクリアできないんで、もう1回このデートし直しになります。どうします?」
『…同じデートコースするの?』
「そうなりますかね?」
『…やらせて頂きます』
手を繋ぐのは余裕だけど、ここからなんだよな…汗
ドキドキしながらミンハオ君の肩に頭を預け、見上げるとすぐそこに顔が…
ここにポッポすればクリアだ
ミンハオ君の頬を目指して首を伸ばす
唇を軽く頬に当てて『できた!』と力が抜けた瞬間、
私の頬が包まれそのまま唇同士がそっと触れた
海の底のような世界の中で「…刺激、強かったですか?」と言ったミンハオ君は、私より真っ赤な気がした
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Thirteenth Stage:HS→←Twelfth Stage:MH
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NOVI(プロフ) - 猫のペルシャさん» コメントありがとうございます!のんびり亀更新ですが次回もお楽しみください♪ (2022年7月10日 10時) (レス) @page38 id: 65feff3339 (このIDを非表示/違反報告)
猫のペルシャ - めっちゃ気になります!続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2022年7月6日 15時) (レス) id: 209f6473ce (このIDを非表示/違反報告)
NOVI(プロフ) - 作者です!アンケートにご回答頂いた皆様!ご協力ありがとうございました!「へ〜そうなんだ♪」と楽しく集計させてもらいました♪結果は次回以降の更新をお待ち下さいませ!これから彼らに何してもらうか考えます!!笑 (2022年3月9日 16時) (レス) id: 435a6ba57a (このIDを非表示/違反報告)
えり。(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます。いつも楽しみに読ませて頂いてます!ヒポチはクプス、パフォチはジュンくん、ボカチはジョシュアのお話を読んでみたいです! (2022年3月8日 16時) (レス) @page9 id: 22a72605f0 (このIDを非表示/違反報告)
いろ(プロフ) - アンケートの回答ですが、ヒポチはミンギュ、パフォチはホシくん、ボカチはとても悩んだのですがジョンハンにします!いつも楽しく読ませて頂いております! (2022年3月8日 9時) (レス) @page9 id: e49f63d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NOVI | 作成日時:2022年3月3日 21時