育成ゲーム レンタル彼女２【SVT】

Sixteenth Stage:Vocal ページ29

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『次は…ホシ！ホシは？』


「ふふっ、まだ僕じゃないの？笑」


『あっごめん笑。でもパッと頭に浮かんだから先にお願い！ホシってさ、いつでも真っ直ぐじゃない？この授業内容には“？？？”って感じなんだけど？』


肩をくすめて“？”のジェスチャーをするとジョシュア君は口元を隠して小さく笑っている


『急になに？笑
Aちゃんはみんなの事よく見てたんだね。
確かにホシは表現がストレート。しかもこの仕事を誰よりも正しく理解しているからかわす必要ないね。これまで通りAちゃんの心が赴くまま行動しても大丈夫な男だよ笑」


ホシ、すごく信用されてる…さすがナンバー１なだけある！


『ふふっ同じ認識でよかった笑
あとは誰が残っていたかな…ジョシュア君と…』


「あとは僕だけだよ？そろそろ実践してみない？」


『実践か…ジョシュア君用のかわす方法ないの？』


今回は１番まともな授業だな〜と思いつつジョシュア君自身について聞いてみた


「僕のかわし方か…意外と自分の事はよく分からないのかもしれない」


『そんなものかも？笑
じゃあ質問変えるね？ジョシュア君が最近ショックを受けた事ってなに？』


人はショックを受けた後、立ち止まってこれからどうすべきか考えるはず


これまでのジョシュア君の話を聞く限り、かわす方法のヒントはこの中にあるのでは？と思った


「ショックか…強いて言えば、友人の行動が許せなかった時かな」


『どんな行動？』


「う〜ん…簡単に言うと反則されたんだ」


ジョシュア君の優しい眼差しは、この言葉で急に鋭いモノになってしまった


こっちの質問は間違いだったのかな…汗


『そ、そっか…ちなみにその友達とは仲直りしたの？』


「したようなしてないような笑、お互い頑なな部分があって衝突した事自体に触れないようにしてる感じかな？」


『なんか…変な質問してごめんなさい』


「ふふっ気にしないで？ほら、時間も無いし早く実践しよ？」


『う、うん！』


ジョシュア君、さっきも“時間”って言ってたけど、何をそんなに焦っているんだろう？


デートじゃないから時間の枠にもとらわれてないはずなのに…


「ねぇ、Aちゃん…もう１度僕のこと“ジスオッパ”って呼んでくれない？」


『えっ？ここで？ちょっと恥ずかしいな///』


「ふふっ、可愛い笑。早く言ってみて？」


『ジ…ジs


?「ジスオッパァ〜♡」


「『えっ？？』」


…だ、誰？？


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