恋してやまないのは君のせい (ページ24)

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休養ページ24

カスミside

繋がれた手を見て不安を感じた私を、

ユンギさんは心を見透かしたかのように

するりと手がほどけ抱きしめられた。

SG「カスミがいる限り、どこか遠くへは行かないよ。」

『え、なんで、。』

SG「分かりやすすぎ。笑」

次の日海へと向かった私達。

ユンギさんの言う通りその海はすごく綺麗で。

綺麗な海。空。綺麗なユンギさんと、醜い私。

時間が止まればいいのに。そう思ったり。

SG「初めて会った時のこと、覚えてるか？」

『ええもちろん。狙ってるのか？なんて言われましたし。』

SG「あれは、、すまなかったと思ってる。
　女性に対してどう接すればいいのか分からなかったんだ。」

『いいですよ。別に。今私に優しくしてくれる
　ユンギさんが本物なら。』

SG「なんの偽りもない。これが俺だよ。」

そう言ってまたひとつ。キスが落とされた。

浜辺に座って、手を繋ぐ。

愛おしいって感情が、ぐるぐるかけめぐって。

不安になる度、ユンギさんは私を抱きしめてくれる。

大好きだよ。そう言って。