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31日目 ページ32

渚side



Aさん…僕の名前覚えててくれたんだ
いい人なのに…凄い人なのに…

ずっと…一人だったっぽいし…仲間を頼ることを知らないのかな…?
それなら…E組で仲間の良さを分からせてあげなきゃ!!



渚「僕は!!自分を殺す!!」



僕がそう言うとAさんは少し驚いた顔をした。だけどすぐにいつもの冷たい表情に戻った



『ふーん…自分を犠牲にして周りを助ける
それがお前の答えだな?』


渚「うん!!」


『はぁ…おい潮田、一つだけ教えてやるよ
お前が死んでも…周りのヤツらが助かる保証はねぇんだよ

だから…お前の死は…無駄なんだよ』



そう言ったAさんの顔はすごく辛そうだった


僕の死は…無駄…か…
ねぇ…Aさん…貴方は今までどんなことをしてきたんですか?…

誰かが目の前で殺されたり…したんですか?…
なら…無理しないでよ…僕達を頼ってよ…

怖いって…寂しいって…
その手を僕達に伸ばしてよ…



渚「それでも僕はっ!!」


ガラー


殺先「おや?Aさん!皆さんと仲良くなれたのですか!!いやぁ!先生嬉しいです〜!!」


『んな訳ねぇだろ。誰がこんな陰気臭い奴らと仲良くなるんだよ』


殺先「ツンデレも可愛いですよ〜!」


『チッ…さっさとHRやれ!!!』


殺先「はいはいw
さぁ!皆さん席についてください!!」



殺せんせー…意外と度胸あるよね…w
Aさん普通に殺せんせーを殺せちゃうかもしれないんだよ…?もっと危機感もとうよ…


僕達は少し呆れながら席についた




そんな日々がしばらく続き……




全員「修学旅行ー!!!」



そう、修学旅行の日が来たのです!
テスト勉強で行き詰まってたから息抜きとして楽しもー!!!


僕の班は



業君
杉野君
神崎さん
茅野
奥田さん

それと…



『なんで私がお前らなんかと…』



Aさんもいる!!

よし!!!この修学旅行を利用して仲良くなるぞー!!!

僕は先生から貰ったしおりを読みながら新幹線に乗った




貴方side


チッ…まさか班は一人がダメとは…


※当たり前です


あのタコぉ…(º言º)




遡ること数日前


みんなが班を決めてどうやって回るかを話し合ってる時
私はどこの班とも話さず、自分の席でスマホをいじっていた

すると…



タコ「おやAさん?もう班は決まったのですか?」


『ん?…あぁ…私は一人でいい』


タコ「それはいけません!!Aさんが決めないなら先生が決めちゃいます!!」



は?

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作者名:現/Ugly people&綿飴 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月26日 2時

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