17日目 ページ18
業side
『制限時間内に私に1発!蹴りでも殴りでもいいから当てれたら君の勝ちでええよ?』
…は?…
『そうやないと公平やないやん?ww』
コイツ…どこまで俺を馬鹿にすれば…!!
いや…待てよ?…これで1発でも当てればいいんだよな?w
なら…コイツに俺のすごさを分からせる事も出来るし…勝って仲間に加えることもできる!
業「いいじゃんかw
1発でも当てればいいんだね?」
『おん!じゃあ制限時間は5分な?』
ふっw1分もいらねぇくらいだよw
『じゃあ、始め!』
俺はその合図と共に走り容赦なく殴りかかった
『はい、5分経った〜
何?イキがってた割には掠りもしてへんやん
なんなん自分…
何?自分最強とか思ってたん?ww
ホンマ、馬鹿やなぁーw』
…なんで…何度も隙をついたのに…!!
全部最初からわかってたかのようによけられた…
それに…コイツは息1つ切れてない…
なぜだ…?
『まぁ…これで私が勝ったから私の望みを聞いてもらうで?』
業「あぁ…はぁはぁ…なんでも聞いてやるよ…」
『明日から私の奴言いなりな?』
…は?…
『いやぁ〜助かるわ〜今日みたいに喧嘩ふっかけてくる馬鹿が結構おるからさ〜
それの相手とか、私の代わりに日直とか…掃除とか…全部やっといて』
業「そ、そんなの雑用じゃねぇか!!」
『そうやけど?』
業「なんで俺が!!」
『"なんでも"聞くんやろ?』
チッ…性格悪いのはどっちだっつーの…
業「分かったよ!…」
『んじゃ!明日からよろしく〜
赤羽 業君♪』
そう言って坂田さんはどこかに歩いていった
アイツ…俺の名前…覚えてくれてたんだな…
優しいのか…なんなのかわかんねぇな…アイツ
てか…俺が誰かの下につくなんて…
あぁ!!イラつく!!!
俺はイライラしながら家に帰った
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作者名:現/Ugly people&綿飴 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年9月26日 2時