エンジェル と デビル

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あつき side








や「あー、コーヒーなくなったわ」



ご「俺、買いに行ってきます！」



や「マジ？最高」









いや、待てよ








あ「俺が行く！」



ご「え、でも…」



あ「これと同じのね！OK！
あとなんかいる？」



ご「じゃあ俺コーラで！」



ボン「俺も！」



や「わりぃな」









財布を持ってさっそうと出る




この時間はきっとあの子がいる




事務所から2分歩いて右のコンビニ









「いらっしゃいませ〜」









ほら、見た？笑顔が眩しい




俺はチラッと見るとお辞儀してドリンクコーナーへ行く











あ「コーヒーと、コーラ2本と……
おにぎりとお茶買おう」




「いつもありがとうございますっ」




あ「…あっ、あ、いえ…」







レジに行くと少し話しかけてくれるけど
俺はなかなか話せない





あ「あっ、とっと…」





落ちそうな小銭をナイスキャッチする






「ふふっ、面白い」



あ「…え？」



「あっ、失礼しましたっ」






え、今怖かったかな俺…、

そうゆうつもりじゃないんだけど……







あ「…あの、その…」



「はいっ？」



あ「あっ、……


おしぼりくださいっ」








突然出てしまった声に焦って何も思い浮かばなかった







「えと…、1つお入れしたのですが…
もう1つお入れしましょうか？」







そうだ、この子はミスなんかしない






あ「あ……すみません、もう1つください」



「かしこまりました」





俺が変な顔しても行動しても発言しても
丁寧に接客してくれる彼女






あ「ありがと、ございました」



「はいっ、ありがとうございました！
またのお越しをお待ちしております！」






ぺこりと頭を下げると彼女は笑ってお辞儀をした







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